□本日落語一席。
◆立川談幸「明烏」(寄席チャンネル)。
池袋演芸場、令和2(2020)年2月19日(池袋演芸場2月中席)。
立川流で「明烏」を演るのはめずらしいのではないだろうか。そもそも師匠の談志家元が演っていなかったように思うのだが。家元は、昭和の名人が演った十八番は避けていたのでは。志ん生の「火焔太鼓」とかも。
◆立川談幸「明烏」(寄席チャンネル)。
池袋演芸場、令和2(2020)年2月19日(池袋演芸場2月中席)。
立川流で「明烏」を演るのはめずらしいのではないだろうか。そもそも師匠の談志家元が演っていなかったように思うのだが。家元は、昭和の名人が演った十八番は避けていたのでは。志ん生の「火焔太鼓」とかも。
さて、談幸の「明烏」では、若旦那が花魁の部屋につれて行かれた直後の様子も、部屋まで行って覗き見しているというプロットがあった。ふつうは、一夜明けてからの落げに至るところで、初めて見に行くという型のように思う。直後の覗き見は、誰かの型にあっただろうか。それとも、談幸が考えたものか。
床入りの前に、花魁と向きあって、しくしく泣いている若旦那というのが、なんだかおかしい。
床入りの前に、花魁と向きあって、しくしく泣いている若旦那というのが、なんだかおかしい。