竹林亭白房

あおば「ラストフライト」★落語

□本日落語二席。
◆笑福亭笑生「ヒーローショー」(BSよしもと『若手創作落語の会』#13)。
天満天神繁昌亭、令和6(2024)年7月19日収録(「BSよしもと若手創作落語の会」)。

◆桂あおば「ラストフライト」(BSよしもと『若手創作落語の会』#13)。
天満天神繁昌亭、令和6(2024)年10月4日収録(「BSよしもと創作落語の会」)。
この演目を目にしたとき、もしかしてあおばが三遊亭白鳥作の「最後のフライト」を演るのかと思った。ところが、聴いてみると、まったく異なる噺。「最後の」と「ラスト」で言葉が違うからよいのだろうか。

内容は今日で引退する機長を物語ったもの。ラストフライトが伊丹空港から神戸空港までという、せこいフライトだった。飛行機に乗るよりバスで行ったほうが早いという。
機長は、機内アナウンスで妻に謝辞を述べるが、妻はバスで神戸空港まで来て待ち受けていたので、アナウンスは聞いていなかったという落げ。ちなみに、あおばはこの日「まもなく伊丹空港に到着します」と言い間違いをしていた。

やっぱり白鳥の「最後のフライト」のほうが、物語られる背景とか登場人物のダイナミクスさでは数段上の作品だ。客席参加型というユニークさもある。
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