竹林亭白房

まめだ「にぎやか寿司」★落語

□本日落語二席。
◆桂まめだ「にぎやか寿司」※作:桂三枝(ABCラジオ『日曜らくごなみはや亭』)。
神戸新開地喜楽館、令和5(2023)年9月5日(マルエスpresents「神戸新開地・喜楽館AWARD2023」予選初日)。
所謂天然ボケというやつか。ただ、落語の世界では便利な言葉があって、こういうテイストの芸風をフラと言い表す。しかし、厳密に言うと、五代目古今亭志ん生のような芸の域に達しているフラもあれば、ただ稚拙なだけではないかというフラもある。いや、後者の場合は、もしかするとフラとは言わないのかもしれないが。

このまめだの芸風は、その芸域にあるものと稚拙なだけの中間にあるフラなのだろうか。台詞の言い間違えも、聞く者に間違いなのかギャグとして演っているのか、微妙に判断不能に陥らせるような語りである(たぶん実質的には言い間違え?)。

全体的にたどたどししいのだが、いちおうこれでまめだは予選通過したということのようだ。客もまた次を聞きたいと思ったのだろう。しかし、コペテン的頂点到達は……ないか、どうだろう、知らんけど。

◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・春風亭一之輔・林家たい平・林家木久扇・三遊亭好楽・桂宮治(日本テレビ『笑点』第2883回※高知放送開局70周年記念)。
高知県立県民文化ホール、令和5(2023)年10月14日収録※10月29日OA。

■本日講談一席。
◇六代目神田伯山「荒大名の茶の湯」(NHK総合『立川志らくの演芸図鑑』)。
東京渋谷NHK放送センター内スタジオ、令和5(2023)年10月29日OA。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る