□本日落語一席。
◆桂枝雀「くしゃみ講釈」(NHK-Eテレ『おとなのEテレタイムマシン』)。
大阪厚生年金会館、平成3(1991)年OA※NHK総合テレビ『お笑い指定席」』。
オープニングの演者談話のテロップで、「くしゃみのやりかたに自分なりのくふうをしました」といった主旨が紹介された。確かに、ちょっと抑制をきかせたくしゃみは他の落語家と異なるのがあった。ただ、それが従来型とどう違う効果が現れるのかまではわからなかった。
この時期から、枝雀はかなりエキセントリックな演習をするようになっていったのだろうか。見台を抱えて舞台上でゴロリと転げるような大胆なしぐさなどをしている。
また、枝雀のきまり文句のようになった「スビバセンネ」という台詞も、この高座で使っていた。後々、この台詞が出ると、客は待ってましたとばかりに笑いで反応していたが、それとくらべると、このときの反応からして、この時期はまだ定番化したギャグになっていなかったようだ。
◆桂枝雀「くしゃみ講釈」(NHK-Eテレ『おとなのEテレタイムマシン』)。
大阪厚生年金会館、平成3(1991)年OA※NHK総合テレビ『お笑い指定席」』。
オープニングの演者談話のテロップで、「くしゃみのやりかたに自分なりのくふうをしました」といった主旨が紹介された。確かに、ちょっと抑制をきかせたくしゃみは他の落語家と異なるのがあった。ただ、それが従来型とどう違う効果が現れるのかまではわからなかった。
この時期から、枝雀はかなりエキセントリックな演習をするようになっていったのだろうか。見台を抱えて舞台上でゴロリと転げるような大胆なしぐさなどをしている。
また、枝雀のきまり文句のようになった「スビバセンネ」という台詞も、この高座で使っていた。後々、この台詞が出ると、客は待ってましたとばかりに笑いで反応していたが、それとくらべると、このときの反応からして、この時期はまだ定番化したギャグになっていなかったようだ。