シアターナインス10周年記念の作品です。
前半70分
休憩20分
後半70分
のお芝居。
だから、計160分。
最近、見る芝居は10時を過ぎてしまうものが多いなぁと
思うのでした。
前半は面白いなぁと思ってみていたんですけど、
後半は・・・寝てしまいました。
いえ、つまらないとか、そういうんじゃなくて、
常日ごろ9時を過ぎると眠くなるっていう習性がありまして。
プラス、後半は会話劇というか、会話の内容をよく聞いて
理解していくって感じで、
「○○は誰にとって、どういう関係だったっけ・・・」
など、会話を聞きながら考えていくんですけど、
そうすると、つい眠くなってしまうって感じでした。
全体的に、人間関係・・・とくに男女の感情のもつれのような、
そんなことが中心になっていたように思います。
どの人ももとは他人ということを強調してみたり、
思いやりだろうが、優しさだろうが、結局は、
その人の勝手にすぎないとか・・・。
他人の尺度よりも自分の尺度が大切だという本人が一番、他人の
尺度に振り回されて、一番近くの人を傷つけていたり。
・・・ってな感じで人間関係がもつれている感じ。
そんなことを考えながら人って付き合っているのかなぁなんて
思いながら観ました。
でも、少しは納得できる部分もあって・・・。
確かに、何かを行動するときは、何か思いがあってなんですよね。
それも個人的な、自分の思いから。
他人によく見られたいとか、
その人に好かれたいとか・・・、
その人の笑顔がみたいとか・・・、
何かしら、自分にとっての利益に繋がるようなことを
人ってしているなぁと思うんです。
でも、思うんですけど、自分の損になるようなことをして、
幸せには互いになれないと思うんですよね。
自分も楽しい、得になる=相手も楽しい、得になるといった
ギブアンドテイクな関係こそ、お互いにとっていい関係かなぁと。
しかし、この芝居の中にも何度も出てくるんですけど、
恋愛っていうのは、どっちの思いが大きい、小さいって
どうしても生ずるものだと思うんですよね。
そこで、どちらかが耐えれないっていうんなら、
多分、相手も辛いと思うので、それはそこまでのものなのかなと
思うんですよね。
無理にそれ以上を相手に求めてもしょうがないというか、
お互いに楽しくないし、得にならない。
そんなことを思いながら観ました。
しかし、後半は本当によく分からなかったなぁ・・・。
シェイクスピアの作品に詳しければ、最後よくわかったのかな?
というか、寝てしまったのが一番の分からなかった原因ですよね。
すいません!
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