えんじゃけん

「人を動かす」第一部・第二章

第一部「人を動かす三原則」
第二章「重要感を持たせる」

今日はD・カーネギー「人を動かす」の
第一部 第二章「重要感を持たせる」について。

第一章では、人を動かす原則1として、
「批判も非難もしない。苦情もいわない。」
ということだったが、今日は、人の欲求を満たす形で人を動かす方法を
考えていきたいと思う。
人の欲求というものは8つあげるとしたら、以下のようなものが
普通の場合、挙げられるそうだ。

1. 健康と寿命
2. 食物
3. 睡眠
4. 金銭および金銭によって買えるもの
5. 来世の生命
6. 性欲の満足
7. 子孫の繁栄
8. 自己の重要感

以上の欲求はたいていの場合満たすことができるのだけど、
第八の「自己の重要感」は欲求が根深く且つ、なかなか満たすことが
できないというのだ。

ここでは、その欲求を満たすために、その人の自己評価に見合う
誉め言葉を心からかけることの重要性を書かれてあった。
そうすることで、人を動かせるというのだ。
怒ったり、叱ったりすることで人を動かそうとすることよりも
誉めることのほうが、人を動かす(変える)のに有益であるということは、
いろいろな人が言っていることですよね。
実際にそれを実行となると難しいことではあるんですけど、確かに自分が
される側で考えてみれば、怒られるよりも誉められた方が嬉しいですよね。
小さなことでも誉められると、もっとがんばろうと思えるもんなぁ。

「人間の気持ちを傷つけることで、人を変えることは絶対できず、
全く無益である。(中略)
自分の長所、欲求を忘れて、他人の長所を考えようではないか。
そうすればお世辞は全くの無用になる。
うそでない心からの賞賛を与えよう。(中略)
与えた本人が忘れても、受けた相手は、いつまでも忘れないで
いつくしむだろう。」

確かにね、言われて嬉しかったことっていつまでも覚えているもんなぁ。
それが、お世辞じゃなければそうでない分。
その言葉を支えにがんばろうと思えるもんなぁ。
人ってさぁ、人のできてない部分は文句は言うんだけど、
人のできている部分は当たり前だって感じに敢て言わないことが多いよね。
そうじゃなく、本当は反対であるべきなんだよね。
できている部分を大いに誉めるべきなんだよな。
そうじゃなきゃ、辛いよね、できてない部分ばかり突かれるのは。

ということで、誉めるは誉めるでも、

人を動かす原則2
「率直で、誠実な評価を与える」


ということです。
「できていること」、まずはそのことを誉めることからはじめよう。
次回は第三章「人の立場に身を置く」です。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事