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えんじゃけん

御前山(奥多摩)

一人登山、6山目です。

足が完治してなかったのですが、
まあ、一応、一週間たったしいいかと山へ行ってきました。
今回は、一人中級です。
奥多摩三山のひとつ「御前山」です。
これで、奥多摩三山制覇です!!
奥多摩三山とは三頭山、大岳山、そして今回の御前山です。


大学の山岳部と一緒になり、バスはぎゅうぎゅう。
女子大なのかなぁ?引率者以外は女性でした。
終点まで乗って一泊二日の山なんだそうですが・・・
なんて山なんだろう?
子どもの虫捕りツアーのようなグループも乗ってました。

奥多摩湖のバス停で降りて、ダムをわたって、対岸へ行きます。


奥多摩湖


ダム

すると、左手に公園があるのですが、そこから山道に入れます。
私は間違って、右手に行ってしまい、ずっと奥多摩湖沿いを
歩いていて、1km過ぎたあたりで、
「いつまでも山道が出てこない・・・間違ってる?」
とやっと思え、本を見ると、山道はダムを渡ったすぐのところと
分かり・・・あわてて道を戻りました。

↑こっちじゃありませんよ。(私は間違ったほうです)


↑正しくはこちら左手奥の階段を上っていきます。
山道前でロス40分・・・。

はい・・・ダムの途中でツバメの写真をとってたり、



多摩湖沿いの道も足が痛いのもあったので、
ゆっくり歩いてたんですよね・・・。
かなりのロスです。

最初は人影もなく、(40分遅れているので当たり前ですが・・・)
入り口にはいつものように熊注意の看板があり、
不安に思いながら登りました。



結構、急な登りがあって、ロープにつかまりながら、
登る箇所もありました。
足場が悪いっていうのかなぁ・・・。
でも、まぁ、地道に丁寧に行けば登れる感じです。



とにかく、前の人に追いつきたいなぁと思いながら登ってたのですが、
ガサガサという物音!
「く、熊か?」
と思ったけど、ガサガサと音が二回したくらいで、
あとは静かだったんですよね。
もし、動物が歩いているならもっと続くはず・・・
と思いながら、音がするところをおそるおそる覗くと、
一人のおばあさんが休憩していました!
一人目に合流です!!
なんと、そこは、見晴らしがいいとガイドブックに紹介されている、
サス沢山でした。



もし、音がしなかったら気づかず、そのまま通りすぎるところでした。
それくらいさりげなくありました。

おばあさんが「私は遅いから、お先にどうぞ」と譲ってくれました。
「私もそんなに早くないんですよ」
といいつつ、先に行かせてもらいました。
そのあとも、たまにきつい登りがあり・・・。
でも、距離が短いので踏ん張りがきくかんじです。
短い急な登り、なだらかな道、少し登り、短い急な登りの
繰り返しって感じでした。
途中に大きな岩とかあって、それも楽しかったなぁ。

ちょっと嫌だったのが、虫が多いこと。
虫は虫でもスズメバチが結構いまして。
少しでも立ち止まろうものなら、すぐに飛んでくるんですよ。
それも、身体の回りをくるくる回るし。
休ませてくれよ~って感じでした。
低い山なので、山頂にも虫が沢山いました。


↑山頂。老夫婦、若夫婦、おじいさんの5人の先客あり。
 ベンチが8個ほどありました。

山頂でおにぎりをと思ったのですが、
座っていると、アブや蜂が寄ってきて、身体に止まるもんだから、
おにぎり1個だけ食べてすぐに下山しました。


↑頂上からの眺め

もし、おにぎり食べるなら、その600m手前に、
ちょっと広い場所があってベンチもあったのですが、
そこのほうが日陰だしよかったかも。
頂上も日陰はあるものの・・・とにかく虫がいっぱいでした!
まぁ、普段見れないきれいな蝶々も沢山いましたが・・・。

下りは、結構急な箇所が多くズリズリとよくすべりかけました。
体験の森というのと一緒になっているんですけど、
「体験の森ってなんあんだろう?」と思ってたのですが、
まぁ、普通の山道でした。
あんまり気にしなくても大丈夫です。


↑下りの途中には、こんな立派な木も生えていました。

ずっと降りていくと、栃寄沢の大滝の少し上流に出て、そこが少し
広場になっていてトイレがあったり、川に近づけるようになっているんですが、
近寄ってみたら、岩で滑ってこけそうに!
いや、こけたんですけど、片手をついて怪我なく済みました。
岩ばっかりのところだったので、(まぁ、丸い岩ですが)
ぶつけたら痛いところでした。
そこを過ぎると、下山ようの山道があるんですが、なんと、立ち入り禁止に
なっていました。
仕方ないので、車道を下っていきました。
かなりクネクネとした道で、山道を比べてかなり距離があるようでした。
栃寄沢の家を通りました。
ここ、泊まれるようになっているんですね。
綺麗な建物でした。
その近くにそばやがあって、結構お客さんがいて、びっくり。
わざわざ食べに車であがってきたのかなぁと横目に見ながら下山しました。
そばは、下山してもえぎの湯でと決めていたので。

あと、車道で下ってよかった!ということは、紫陽花がきれいだったこと。
山斜面にずっと紫陽花があるところや、道沿いにも結構咲いていて。


↑色がとんでますが、斜面にある白いものはすべて、紫陽花です。
 まだまだ下にも続いています。


↑まだ、花盛り!って感じですよね。

それもいろいろな種類の紫陽花があって綺麗でした。
わざわざ植えているのかなぁ?


↑やまゆりもきれいでしたよ。

下りは、おじいさんと方向が一緒だったんですけど、車道のところで、
私が写真をとったりしながらゆっくり降りていると、
「山道、通行禁止でしたね。かなり遠回りですね」といって、
私を抜いていきました。
お年なのにすごく健脚だなぁと思ってみていました。

そのあともひたすら車道を下りました。
すると、本当ならここから出てきたであろう山道の出口がありました。



こちらも通行禁止の看板がたっていました。
雨で道が崩れているところとかあるのかなぁ?
理由はよくわかりませんでした。

そこから少し下ると、魚を養殖している場所がありました。



ここらへんは、漁禁止となっているようでしたよ。
そして、堺橋にたどり着き、バス停へ。
なんとバスがぴったりにきました。
私を抜かしていったおじいさんもそのバス停にいて、
「ぴったりですごいですね」
と言ってくれました。
本当、1本逃すとなかなかないですからね。
よかったです。

今回は、大きなアクシデントなく登れました。
下りは車道でちょっと楽チンでしたけど。
これ、山道だともっときつかったと思います。
ガイドブックをみると、下り、かなり急な下りのようなので。
(その分、車道がクネクネしてたんだと思います)
奥多摩の中級の山は、低いってのもあってか水1Lは裕にいるって感じがします。
白根山は頂上あたり寒いのでそんなに水が欲しい!とは思わなかったんですけどね。

奥多摩駅についたら、歩いてもえぎの湯へ。
そして、温泉に入り、ずっとチャレンジしようと思ってたことを実行!
そばはもちろんですが、それにプラスビールを頼みました。
ジョッキは量が多いのでどうしようと思っていたら、
グラスビールがあったので、迷わずそれを頼みました。



んで、飲むと・・・うまい!!
結構、一気に飲めてしまいました。
ということで、お楽しみがまた増えてしまいました。
そばも美味しかったです!

今回の危険は、川の石で滑ったのと、
スズメバチにやたら寄ってこられたのと、
目の前に硬い5cmほどの実が上から落ちてきて危機一髪だったことかなぁ。
比較的、安全な山登りでした!
中級もなかなかいける感じになってきたかな?
って、この慣れがきっと怖いんでしょうね。
心して登ります。

この日はとにかく空が綺麗でした!

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