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えんじゃけん

大山(神奈川県丹沢)

単独山登り7山目です。

今日は丹沢デビューしてきました。
その中でも、たぶん、一番登り易いというか
一番、親しまれている山なんじゃないか?と思う
大山に登ってきました。
レベルは初級です。
丹沢は中級の山も結構あって、それもいい山揃いらしいのですが、
今日は、一人登山ということもあり、初級でメジャーどころを選びました。
一人登山でメジャーでない山だと、本当に危険極まりないですからね。

今回は、丹沢・大山フリーパスAというのを使いました。


AとBとあるんですが、
Aは電車代(小田急分)+バス代+モノレール代込みです。
Bは電車代(小田急分)+バス代
となっていて丹沢の特定エリアを2日間使いたい放題です。
私は代々木上原駅から買ったのですが、2140円でした。
このカードを見せれば、バスもモノレールも乗れるので、
気は楽でした。なくしたら大変ですが(汗)。

小田急伊勢原駅で降りて、バスに乗り換えます。
んで、バス停ですが、北口と南口にバス停がありますので注意。
私は最初、何も考えずに南口に出てしまったのですが、
ここから大山ケーブルに向かうバスは停まりません。
北口の4番から大山ケーブルに向かうバスが出ていますので、
北口に必ず出るようにしてくださいね。



バスは、かなり細い住宅地を通って大山ケーブル駅へと向かいます。
対向車とは譲り合わないと通れないような道です。
大山ケーブル駅につくとケーブルまであるきます。
結構ケーブルまで距離はあるのですが、(15分はあるくかな?)



でも、ここは参道のようになっていて、お土産屋さんやら
お食事処や旅館などがずっと続いていて、目を楽しませながら
ケーブルまで向かうことができます。
ただし、階段が結構ありますので、ここでばてている人も中にはいました。


さ、モノレールです。
駅は3つです。
上からのモノレールと下からのモノレールは同時発車をして、
真ん中の駅ですれ違うようにしているんだそうです。


なので、中間の駅のところだけ、線路が別れています。
写真奥の方が別れているんですが、見えるでしょうか?
終点の阿夫利神社駅で降ります。

駅から歩くとすぐに阿夫利神社の下社があります。
そこの狛犬が面白かった(珍しかった)ので、載せておきます!


ふんぞり返っているんですけど、分かりますか?


横から見るとこんな感じです。
ね?上向きでしょ?
大山は、昔、雨乞いをする山だったらしく、この神社の名前も
そこらへんからついているみたいですよ。
「阿夫利」・・・「雨降り」・・・似ているでしょ?
それでかなぁ?狛犬が天を見ているのは?

あと、この狛犬の近くにある灯篭も珍しかったので、載せておきます。


写真が小さくてわかりにくいでしょうが、灯篭の左側に注目。
小さな狛犬がついています。
狛犬同様、入り口の両端にこの灯篭がありました。


阿夫利神社下社です。
この社の左手に向かうと登山口があります。



しかし、登る前に、まずは準備体操です。
神社前の見晴らしのよい休憩ができる場所で体操しました。
体操してるの私だけでした。
でも、恥ずかしいなんていってる場合じゃないので、
風景をみながら黙々としました。



そしてですね、社の右側でお札とか売っているんですが、
それより少し左側に不思議な入り口発見!


ご自由にお入りくださいとのこと。
入ってみました!


のめるそうですよ。
ということで、私は手で少し飲みました。
入り口あたりに水を入れるものを売っていて300円でした。
いや、水代か?
よく見てないからわからないけど、でも、ペットボトルに
普通に入れている人もいましたよ。
私は入れ物がその時点で中身があったので、
入れていきませんでした。
この奥もまだ続いていて、奥は仏像などが飾ってありました。


では、いざ出発です。
この社の左手を進んでいくと、片開きの門が出てきます。
ここの門を通って登山スタートとなるんですけど、
なんで片開きかというと、昔は夏の決まった期間だけしか、
この門は開かず、頂上にいけるのは、その決まった時期だけだったようです。
それくらい信仰のあつい山だったようですが、だんだんと、
登山目的に移ってきて、それで今では通年あいているんだそうです。
ただし、その昔の名残を感じて欲しいということで、
半開きにしているんだとか。
最初、見たときは半開きでなんか入りづらいと思ったもんなぁ。
なんだか威圧感があるって言うか、ただ事じゃない!って感じがして。

注意書きのところに「単独の山登りはしないこと」とあるんですが(汗)
もともと単独で来ている私は仕方ないんですけど・・・
まぁ、でも、他の人たちが登っているので、単独じゃないよね!と
よい解釈をして上り始めました。


門を入ると石段がすぐにあるのですが、手すりともに老朽化が進んでいるので、
慎重にお上りください。
また、この山は修行山でもあったらしく。
石段が終わると、石がぼこぼこ出た道を登っていきます。
大山はほ三角の山なので、ずっと登りが続くといったような感じの山です。
ただし、手を使わないと登れないといった急斜面とかはないので、
淡々と登っていける感じの山です。



あと、この山が登り易い点がもうひとつありまして。
ある間隔ごとに石柱があるんですよね。
1丁目~28丁目までの28本あるんですが、1丁目はスタート、
28丁目は頂上という!
何メートル間隔なんでしょうか?
結構、短い間隔で出てくるのでかなり励みになります。


全部の石柱の写真を撮ろう!と思ってたのですが、結構見逃しました。(汗)
ちなみに、16丁目が見晴らしよく、ベンチもあるので、
ここで休憩するといい感じです。
丁度中間あたりですしね。


16丁目からの見晴らし↑

あと、ところどころに、木や岩の解説なんかもあって、それも
気分転換になってたのしかったです。


夫婦杉↑


天狗の鼻突き岩↑

最後は二つ鳥居をくぐるのですが、二つくぐれば頂上です。

阿夫利神社本社です。

でも、はっきりいって下社のほうが立派です。
本社は・・・建物がう~んって感じ。
(上の写真に写っている建物がそうです)
でも、中にあるものは結構しっかりしている感じがしました。
この社の左隣に売店あります。
ペットボトルは300円でした。
やっぱ、山の上だから割高ですね。
私は買わなかったですが。
社右奥に進むと奥の院があります。
その周りで休憩とっている人が多くいました。
公衆トイレもこの付近にあります。(行ってないけど)


ここに頂上の標があるので、写真はここでかな?
写真右手に写っている物体、気になりますよね。
なんだろう?と近づくと、


方位を表わす石でした。
ここより、南東の道を下っていきます。


この道標が目印ですよ。
ここから見晴台に向かって降りていきます。


道はかなり整備されています。
ただ、階段なので、どんどん降りていると膝を痛めますので、
ゆっくりゆっくりと降りました。
じゃなくても、膝痛かったし弱いんでね。


こんな場所もありましたよ。
あと、ちょっとした鎖場も。(本当、ちょっとしただけど)


見晴台到着。
サークルっぽい人たちが休んでいました。


こんな見晴らしでしたよ。
私は立ったまんま、水を一口飲んで、すぐに出発しました。
すると・・・・!


大きい山になると熊って当たり前のようにいるんですね。
今回は、熊鈴を買っていったので、熊鈴初装着しました!!
鈴の音が気持ちよかったです。
でも、なんか歩くたびになるので、自分が牛とか犬とか、
なんかそんな飼われている動物になった気分でした。
もし、日本狼とか生き残ってたら、自分の居場所を教える感じじゃん!
と思いつつ、・・・。
日本狼が全滅してしまったのは悲しいことではあるのですが、
その分、山登りは随分やりやすくなったのでしょうね。

しばらく進むと滑落注意の看板があり、あとですね、
ちゃんと山装備してない人はこの先進んではいけない的な看板がありまして。
一応、私は山装備をしていたので、問題ないんですけど、
ここまできて、山装備していない人は、頂上まで戻って登ってきた道を
下るのだろうかと思うと、気が遠くなる感じでした。
だって、ここ、頂上からかなり下った場所でしたから。



道が部分的に崩れているところありました。
確かに危険です。


足を踏み外せば、結構転がっていってしまいそうです。

ここは無事通り抜け、すすんでいくと座り込んでいる男性が。
周りに数人人が寄っています。
どうやら足をくじいたか、転倒したかの模様。
こういうときは、グループで登っていると安心ですよね。
仲間が氷を運んできたり、肩を貸してあげたりしてました。
ちょっとした油断が本当に事故に繋がるんですよね・・・。
気をつけないとと思いました。
とりあえずは、肩を借りればあるけるようだったので、よかったです。


もう少し進むとこんな社がありまして。
狛犬の代わりに龍が阿吽をしていて面白いなぁと思って
社の横にある解説を読んでみると・・・・
なんでも、この社の周りに呪いの杉があったらしく、丑の刻に、
わら人形をその杉に打つと呪いをかけれたとかなんとか書いてあって・・・
丑の刻にこんなところに登ってくるか?って思ったのと、
どうなんだこの解説!と思いました。
一気にオカルトな感じで怖い気持ちになってしまいました。
「この参道下の二本の杉にその面影が残っています」
面影って・・・!!そんなことが書かれてあり・・・。
いや、そんなんのこってても怖いし・・・(汗)
とまぁ、ミステリーエリアでした。

んで、ここからちょっと歩けばモノレール駅に到着です。
途中、またまたこんな看板がありましたけどね。


熊って朝方、夕方に活発にうごくんですね。
って、ことで早朝、夕方の登山には気をつけて・・・。


初級はやっぱ余裕だなぁなんて、終わったときはいつも思うのですが、
でもね、登りのときは何回も、「今回だめかも」とか思ってるんです。
あと、かなり疲れていたのか、モノレール降りて階段をおりていると、
足を滑らせこけそうに!
でも、手すりにつかまったので大丈夫でしたが。

では、ここで大山名物を紹介!

大山駒↑伝統工芸品
厚みがある駒がそうです。
ナイロンに包まれているやつね。


きゃらぶき↑
試食あったんですけど、なんか食べづらく。
お客が少なかったもんで。
つけものって感じなのかな?
佃煮?

今回の締めは、伊勢原駅まで戻ってなか卯で親子丼とビールを頼みました。



いいですね、なんか登ったぞって感じがして。
ビール飲んでる自分かっこいい!と思ったのでした。
単にオヤジ化してるだけじゃんて声も聞こえてきそうですが。
一人ビール、大人だ~~~!と思うのでした。

コメント一覧

ちくわぶ
ありがとうございます。
あいにく見えませんでした・・・
URLありがとうございます。
とっても綺麗ですね!!

トイレの先が絶景ポイントなんですね。
また大山チャレンジしたいと思います!!
浜クラ
一人ビール
http://blogs.dion.ne.jp/konbinitai/archives/8322105.html
電車だと飲めるから良いですね。
車は家まで我慢!

富士山見えませんでしたか?
トイレの先に絶景ポイントがあるのですが。
URLに貼っておきます。


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