公立小中学校で行われる学力テストの結果に基づいて、
予算配分に差をつける方針を決めたそうだ。
最大約300万円の差がつくらしい。
これも教育改革の一環だとうたっているらしいが、
そもそも教育改革とは何を指しているんだろう?
学力向上と表立ってはいっているけれども、
競争社会への拍車とともに、格差社会への拍車が
意図なのだろうか?
そして、それは差別をも産む。
それよりも何よりも、評価をお金に換算することで、
やる気を奮い立たせようという考え自体、教育にふさわしいのか?
と私は疑問に思えてならない。
人をなんだと思っているのだろう。
金が増えれば働くとでも思っているのだろうか。
金のために教育することが善とされるのであれば、
この先、金以上のことをしない人が増える傾向にはならないのだろうか。
金がすべてという教育を目指しているのだろうか。
子供の学力が金の基準になる。
その学力とはペーパーテストだ。
だが、思うのだが、ペーパーテストの出来る人間が賢い人間とはいえない。
ひたすらテスト漬けにしてテスト慣れをさせれば点はあがります。
それを国は求めているんでしょうか?
自分さえよければいい人が増える傾向がある今に、
このような教育改革をするのなら、その傾向をより助長することに
なるだろう。
国が目指す学力向上とはペーパーができればいいのか?
それで、本当に日本という国が他の国に負けない学力を身につけていると
いえるのだろうか?
では、どうすれば強い国になるための教育ができるのか?となると
これは、難しいところではあるけれども、なんでもそうやってすぐに
金勘定に走ってしまうのはいかがなものかと思います。
昔は勉強って、させられるものではなくて、やりたくてやってたもの、
ありがたくやっていたものではないのかなぁ。
点数が評価につながるシステムじゃなくて、
もっと、学ぶ喜びや、知る喜び、考える喜びを大切にできるような
そんな教育環境って・・・難しいのかな。
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