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えんじゃけん

使命感をもつ人

今日は美輪明宏のコンサートに行ってきました。

コンサートといっても6:4(7:3?)の割合で,トーク:歌って感じでした。
戦争の話もして,それに関する歌を歌ってくれたのですが・・・
歌っていうか,魂の叫びというか・・・
舞台には美輪さんひとりしかたってないのに,すごい迫力でした。
美輪さんの声が迫ってくる感じっていうんでしょうか?
こんな迫力のあるコンサートはじめてだ~って感じでした。
演技しながら歌うって感じです。
歌の中にひとつのドラマをみる・・・・っていうんでしょうか。
かなり胸に響く感じでした。

舞台が開いた瞬間は,一瞬「学芸会?」と思ってしまうような,
そんな舞台セットでした。
上には星型をした星がたくさんつりさげられ,
舞台上には,花が咲いてて・・・
そして,バックには2Dな大きな地球。
それも日本がでかくて,その上真赤・・・。

しかし,美和さんが歌って時間がたつうちに,
そのチープさが気になくなり,迫力に飲みこまれていきました。
そして,舞台は2部に移ると,パリの街のような場所になり,
花の変わりに,ガラスのような素材の孔雀が羽をひらいた形のものが
舞台の両サイドに4個ずつ置かれてありました。
そしてラストは・・・神の世界のようなことになっていました。
いつの間にかバックが曼荼羅のようになっていて,
アンコールが1曲あったのですが,
その終わりには上から降りつもるほどの金紙の華吹雪がちらされ,
美輪さんが消えてしまうような勢いでした。
そのまま消えて異空間に行ってしまうんじゃないか?と錯覚するくらい。

今,仕事が忙しい時期で,仕事を気にしつつ会場に足を運んだのですが,
コンサート会場をあとにするときは,なぜかすっかり頭がすっきりして
とっても外の世界が気持ちよく,きれいにみえました。
美輪効果なのか?
だから,行ってよかったなぁと。

人は不幸に目を向けても,幸せにはなかなか気付かない。
住むところがあり,食べることがあり,・・・
それだけで実はとってもめぐまれているんだと美輪さん。
そうなんですよね。
過去を振り返ってる時間はないわよ,ということも言われてました。
今,生きているのは修行なんだと。
だからこの生を全うして,次生まれ変わるときには,
もっと上のステージにいけるようがんばんなきゃならないって。

ほかにもいろいろ言っていたんですが(もちろんブラックなことも・・・)
美輪さんをみながら思ったことは,何かしら使命感をもって生きるって
すごく大切なことかもなぁって思いました。
いや,大切っていうか,使命感をもつことで,もっと世の中を
強く楽しく(苦しいこともふくめ)生きていけるんじゃないかと。
自分の欲のためだけ生きるのって正直疲れるように思います。

美輪さんの舞台をみて,自分の使命を見つけ出したいなぁと思いました。
それぐらい,美輪さんは使命感をもって生きている人だなぁと,
今回のコンサートから強く感じました。

はい,美輪さんに心動かされました。
すごいですね,美輪さん。

最後はスタンディングや「ブラボー」の声が飛び交い・・・!
でも最後はそれくらい美輪パワーが盛り上がってました。
私も思わず立ち上がりそうだったもん。
2階席であったのにもかかわらず。

機会があれば,また行きたいかも・・・・。
けれど,1年に1回以上はパワー強すぎて無理かもだけど。(汗)
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