Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

SONYは太っ腹!

2016年05月15日 | 世界で通用するArtistになるために学ぶ!
SONYは太っ腹!
まるで最近腹が出てきた僕みたい…ハハハ(笑)

これから書く発想はもちろん僕自身の発想です。
「それは違う!」と突っ込まれても困ります。
もし違うと思えば、それはそれで良いのです。
100人写真家がいれば100通りの発想がある。
それがArtist(アーティスト)です。
(#^.^#)
・・・・・・・
アジアの隣国からSONY本社の招待で北海道に4泊5日で来た写真家数名。
目的は僕の Photography Work Shopで「てふてふ」に3泊されました。

一日10時間を超える僕のWork Shop に参加されたんですが、さすがSONYが飛行機代から何から何まで全額招待するだけの事はある。
彼らの写真に対する情熱と意識に敬服しました!素晴らしい!!

早朝3時半から夕方6時半まで、途中で朝食、3時間の休憩、そして夕陽まで撮影。
優秀で可愛らしい女性の通訳も同行しているので、移動時の車中も全てが写真に関する話、そして質問に回答。
夕食食べながら4Kで写真解説、食後は現像・質問に回答して、明日の早朝撮影に備えて早く寝る。
まるで合宿生活。

それにしても質問が鋭い。そして何より熱心です。
「先生は何故モニターをいつも同時に2台使うのですか?」
こういう質問をしてくる写真家は意外と少ないです。
きちんと勉強していないと質問も出来ませんしね。また賢いから解説したら正しく理解してさらに質問が来ます。
dual monitor・デュアルモニター』は僕にとっては常識。色を重視する写真家なら当然の必要条件。その事を論理的に説明しました。
(#^.^#)
全員が当然ながらSONYを使用しています。
そこで欠点と長所を話し合い、今後どこを改善して欲しいか?そんな事まで意見交換しました。
(#^.^#)
また丁度僕が米国の画商とメールでやり取りしている日だったので、500pxの人気ランキングをリアルタイムで見ながら、人気Top1になって画商が喜んでいる様子も解説。

どうやって世界に出るか?
彼らの様に実力があるなら、当然自国から世界に出て行けるチャンスがある。その方法と戦略が写真を撮るのと同じ様に重要だという事も説明しました。
20代の若い写真家二人はとても興味深く聴いていた様でした。たとえ生れた国は違っても、世界を目指す者にとって戦略がそう変わる訳ではないはずです。中には欧米に写真留学を考えている方も居て、熱心にメモを取っていました。

ちなみに僕の睡眠時間は平均2時間。
体は相当きつかったです。
しかし何でしょう…この終わった後で感じた充実感は?
世界中いや日本の中だけでも行きたいところはたくさんあったはずなのに、わざわざ僕を選んで来て下さった。
それ故けして失望させない様、全力でやり抜きました。
何年たっても「あの時Kentのところに行って良かった!」そう言われるようにしたい。その気持ちが強かったです。
無事終えた今、ホットしているというのが正直な感想です。

最後に、SONYの取り計らいにも深く感謝しております。
ありがとうございました!


May. Biei in Hokkaido.
Camera:SONY α7S (ILCE-7S)
Lens :SONY FE 70-200 mm F4 G OSS
Not use a tripod and filter.
農作業が忙しい。北海道美瑛町

2日目はお天気に恵まれました。
皆さんでこの景色を撮影した後、現像において自分の眼で見た色の再現、あるいは例え自分がイメージした色を創作する場合でも、大切な事は微妙な色の違いを認識して表現出来る技術と能力を養う事。これは未来の写真家にとってとても大切な技術であり能力。
少なくとも僕はそう感じておりそれを伝えたかったです。


The Sunrise
Biei in Hokkaido,Japan.
Camera:SONY α7S (ILCE-7S)
Lens :SONY FE 70-200 mm F4 G OSS
Not use a tripod and filter.




The Blue Pond in Biei,Hokkaido.
青い池での撮影。

・・・そしてSONYとは関係ないのですが、
彼らの国で新しいレンズ・フィルターがまもなく世界に向けて発売されるそうで、僕に2枚プレゼントして下さいました。


ND2-ND400
光量を落とすフィルターで可変式の物。
日本ではケンコーとマルミから同様なフィルターが発売されています。
特に昨年11月に発売されたマルミのCREATION VARI ND2.5-ND500は価格も2万数千円で購入出来てお勧めなんですが、
発売前に僕にテストをしてもらいたいと、メーカの担当者が彼らに持たせたという事なので「マルミ」と比較してレポートする事にしました。
正直に言いまして、今までの安価な外国製は殆どダメな気がします。さてさてこれはどうか?
NDフィルターだけは僕も使うので、今からテストするのが楽しみです。

今回は僕も色々学びました。
皆さん来て下さりありがとうございました!
いずれ近いうちに今度は僕が皆さんの国に伺います。
その時またお会いしましょう!
(#^.^#)

ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
ケント白石 写真家の宿「てふてふ」

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