普段見なれている情景こそ「Retina Photo」にする練習になります。
一昨日きれいな夕陽が見れました。
温室に夕陽が当たり穏やかで美しい風景になりました。
しかし逆光ですから
太陽をきれいにそのまま撮りますと
次の写真のようになります。
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カメラで撮影したそのままの画像
ご覧の通り
手前は暗くなり
温室も雪面も良く分からなくなります。
「現像」しない方はこれ以上どうしょうもなく、
せいぜい太陽を壊さない程度に明るくする位の処置でしょう。
これに対して同じ画像を
僕が20分程現像した次の作品をご覧下さい。
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★温室に夕陽が当たる - 北海道美瑛町
比較して見て頂きますと
一目瞭然、言葉は必要ないと思います。
この様に普通に見る夕方の情景でさえ
我々が見ている様に自然な光と色で表現するのは
カメラにとっては難しいのです。
「別に見ている様に撮れなくても良い。
カメラの表現こそアートであり
自分はそれが好きだ!」
そう仰る方も多いでしょう。
もちろん表現は自由ですから
自由な発想で創作されたら宜しいです。
色々な表現の自由が当然あります。
だからこそ楽しく面白いのだと思います。
ただ僕はどこまで出来るか分かりませんが
自分が見た光や色に近づけてみたいです。
まだまだこの程度では満足していないので
とことん追求、挑戦していきます!
★Kent Shiraishi Photo Club =KSPCの皆様へ
HDRを使うとまだ少々不自然さが残ります。
将来はもっと改良されるでしょうから期待していますが
今現在はやはり時間がかかっても
「現像」した方が結果が良いようです。
自分は何年も写真撮ってますが
眼で見たように自然な光や色で創作するのは
本当に難しい事です・・・。
果てしなき挑戦です。
誰もが買えるカメラを使い
これからも挑戦し続けたいですね。
カメラはOLYMPUS OM-D E-M5
レンズはセット販売の標準ズーム12-50mm使用。
焦点距離50mm(フルサイズ換算100mm)
絞りF8 SS1/500秒 露出補正 -0.3
ISO=200 AdobeRGB
RAW 手持ち撮影
ケント白石
「Kent Shiraishi Photography」
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