福岡タワーとの対話

タワーと出会い早30年。動画制作にも意欲を持つ令和版高齢者!

フリッチャイ指揮、アンダのピアノでブラームスの「ピアノ協奏曲第2番」を聴きかじる

2016年01月03日 07時21分09秒 | 音楽、聴きかじり
2016年1月3日日曜日、曇り時々晴れ。午前6時10分現在時外気温10℃湿度96%、南南西の風1m/s。
今日で年末年始休暇終了、明日は仕事始め。体力温存の休日としたい。
昨晩、夕食後早々の就寝で午前4時頃に目が覚めてしまい、ついでに朝風呂を賞味。

今朝の1枚
FERENC FRICSAY

Geza Anda, Berliner Philharmoniker, Ferenc Fricsay
ブラームス作曲:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品83
ピアノ:ゲーザ・アンダ


指揮:フェレンツ・フリッチャイ


管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1960年録音

半世紀以上も前の古い録音ですが演奏は見事です。1914年生まれのフリッチャイ46歳、1921年生まれのアンダ39歳とともに壮々期の録音。過去記事と繰り返しになるかと思いますが48歳で早逝した指揮者、それでも残した録音は少なくありませんね。ブラームスのピアノ協奏曲を身近なものとしてよく聴いたのが、ポリーニのピアノ、ベーム指揮ウィーン・フィルの演奏だった1番でした。残念なことに両者の組み合わせで2番は録音されていない?のが物足りないですが、致し方ありません。ポリーニはアバドと2番を演奏してますがね。
さてグルダのピアノ、フリッチャイの指揮。第3楽章アンダンテ(歩くような速さで)。ハガネのようなタッチから、柔らかで肌触りの良い演奏になりました。更に協奏曲としては珍しい第4楽章、アレグレット・グラチオーソ(やや速く優雅に)。ベルリン・フィルの弦楽器が美しい。終章に向かい徐々に盛り上がります。最後まで美しさを失せず、ベルリン・フィルの弦楽器群はしっかりと仕事してます。約50分の演奏時間、あっという間に過ぎました。フリッチャイとアンダ、たいした作品を残したなあと感心しました。この二人はベートーヴェンの三重協奏曲(ピアノとヴァイオリン、チェロ)でも共演してますね、この時のヴァイオリンがシュナイダーハン、チェロがフルニエ
窓外が明るくなってきました、曇り空です。大切な日曜日、有意義に過ごさないと・・・


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