福岡タワーとの対話

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シベリウス「ヴァイオリン協奏曲作品47第3楽章」を聴き比べる(5)

2015年12月04日 06時49分09秒 | 音楽、聴き比べ
2015年12月4日金曜日、天候曇り時々晴れ。午前6時30分現在時外気温9℃湿度45%、西北西の風6m/s。
風強く、寒い朝。そしてやっと迎えた週末金曜日だ。

聴き比べはひさびさ。シベリウスのヴァイオリン協奏曲。
先頃エアチェックしたこの演奏を。

ヴァイオリン:諏訪内昌子
指揮:ハンヌ・リントゥ
管弦楽:フィンランド交響楽団
2015年11月4日、東京・サントリー・ホール

幾分ピッチ早め、先へ先へと弾き進む。聴き疲れしない演奏を感じながら、諏訪内女史の画像をネットで拝見。やはり美しい顔立ちだ。
結構ファンも多いだろうな、特に男性に。この演奏をTVで見たい気がする・・・

本作品について、多少長文になるが以下参照したい(Wiki)
シベリウスの作風は交響的でありながら室内楽的な緊密な書法を基盤とするもので、この協奏曲も独奏者がオーケストラと対等に渡り合っており、名人的な技巧を披露することを目的とする“通例の”協奏曲とは必ずしも相容れない。
本作は彼による創作の比較的初期、交響曲第2番と第3番との間に作曲されており、上記のような室内楽的書法が確立する前の作品ではあるが、従来の協奏曲の殻を破ろうとする意志が強く表れており、作風を成立させるに当たっての過渡的存在ともいえる位置付けにある。
とはいえヴァイオリニストを志したシベリウスの作品らしく、ダブルストップなどの難技巧を随所に取り入れており、演奏は容易ではない。

聴き比べの第3楽章 Allegro ma non troppo
ニ長調、自由なロンド形式でA-B-A-B-A’(コーダ)の構造となっている。ティンパニ、低弦の刻むリズムに乗って独奏楽器が技巧性を発揮する華やかで常動的なロンド主題を奏することで開始される。副楽節は短調に転じた舞曲風のリズミックな主題である。次いでロンド部、副楽節部と展開しながら反復し、華麗に盛り上がってゆく。最後はロンド部の断片を結尾として華やかに終止する。

ということだそうで。
生誕150年を迎えた今年、シベリウスの演奏を聴く機会も多く、FM放送番組にも“生誕150年を記念して”云々のタイトルが目立つ。そうであればこの際だ、徹してシベリウスを聴いてみるのも面白い。


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