福岡タワーとの対話

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ジョージ・セルの指揮でシベリウスの「交響曲第2番」にかぶりつく

2015年11月02日 10時33分00秒 | 音楽、かぶりつき
2015年11月2日月曜日、年休取得し休日。午前10時半現在時外気温16℃湿度63%、西の風3m/s。

先週土曜日の午後、チャリで行った図書館で借りた1枚のCD。
ジャケットはこれ、シベリウス作品2曲のカップリング、交響曲第2番とヴァイオリン協奏曲。


かつてはこのジャケットでそれぞれが出ていたのでは。
Sibelius: Symphony #2 In D, Op. 43

シベリウス作曲:交響曲第2番ニ長調作品43
指揮:ジョージ・セル
管弦楽:アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
録音:1964年11、12月 アムステルダム、コンセルトヘボウ大ホール
1897年生まれのセル、67歳時の録音。

Sibelius: Violin Concerto In D Minor, Op. 47

シベリウス作曲:ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47
ヴァイオリン:ヘンリク・シェリング
指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
管弦楽:ロンドン交響楽団
録音:1964年、場所不詳
1918年生まれのシェリング46歳壮年期、1931年生まれのロジェストヴェンスキー33歳という若い頃の録音だ。この時のロジェストヴェンスキーは客演としてロンドン交響楽団を指揮したのだろうか。

週明け月曜の朝、日頃は出勤に追い立てられる時間に、こうやってゆっくりとクラシックを聴くというなんとも贅沢な、いつかはこんな時間の過ごし方をしたいと思っておりました。
ジョージ・セルの指揮、シベリウスの交響曲第2番を聴いておりますが、この演奏は愁眉と言えます。アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏がまた素晴らしい。1964年のかなり古い録音ですが全くその古さを感じさず、繰り返し聴きたくなる演奏です。残念なことに(図書館貸し出し品であるため)取扱いが悪いのか、第1楽章冒頭部分で傷によるスクラッチ・ノイズが入りますが、聴き進んでいくとそんなことは気にもなりません。
第3楽章からウネリのように高まる推進力、第4楽章終結部でオーボエ、トランペットやトロンボーンの清澄な調べで全曲の幕となる。シベリウスの交響曲第2番で、セルとコンセルトヘボウの演奏が何故に話題として取り上げられないのかが不思議ですらあり、数多くの同曲作品の中から貴重な宝を掘り出したような高揚感を覚えた。

ヴァイオリン協奏曲も素晴らしい演奏だが、視聴感は後日としたい。
今朝はセル指揮交響曲第2番の演奏に尽きた。



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