2015年6月6日土曜日、数日ぶりの図書館通い。晴天の下なので勿論、チャリで行く。終日素晴らしい青空に恵まれた。午後11時50分現在時外気温16℃湿度93%、南西の風1m/s。
今日は二人のヴァイオリニストによる、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を聴き比べてみた。
一人目はジャン-ジャック・カントロフである。
Mendelssohn / Bruch Violin Concertos
Jean-Jacques Kantorow; Leopold Hager: Netherlands Chamber Orchestra
メンデルスゾーン作曲:ヴァイオリン協奏曲ホ長調作品64
ブルッフ作曲:ヴァイオリン協奏曲第1番ト長調作品26
ヴァイオリン:ジャン-ジャック・カントロフ
指揮:レオポルド・ハーガー
管弦楽:オランダ室内管弦楽団
Recording/Aufnahme/Enregistrement, September, 20~21, 1983
メンデルスゾーンよりも、ブルッフが秀逸である。繰り返し聴きたくなる衝動を覚える。このヴァイオリニスト、ちょっとただ者ではない。パワフルの中に繊細さを併せ持ち、正にヴァイオリンを謳わせている。さらにレオポルド・ハーガー指揮オランダ室内管弦楽団のバックアップが妙味を醸す。もしかするとブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番演奏作品の中でも突出した出来?と言っても決して過言ではあるまい。リスナーの期待を裏切らない素晴らしい作品に仕上がっている。
そして二人目
Brahms & Mendelssohn/Takezawa1994-5/Violin Concertos
Kyoko Takezawa; Colin Davis; Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
ブラームス作曲:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
指揮:コリン・デイヴィス
管弦楽:バイエルン放送交響楽団
Kyoko Takezawa, Claus Peter Flor: Bamberger Symphoniker
メンデルスゾーン作曲:ヴァイオリン協奏曲ホ長調作品64
指揮:クラウス・ペーター・フロール
管弦楽:バンベルグ交響楽団
ヴァイオリン:竹澤恭子(2曲共)
録音:
ブラームス⇒1995年1月12日~14日、ミュンヘン、ヘルクレスザール
メンデルスゾーン⇒1994年1月7日~9日, 12日~14日、バンベルク、フィルハーモニー・アン・デア・レーグニック
竹澤恭子のヴァイオリン初聴き、どんなかな~との想いで聴いてみたが、ブラームスが良かった。メンデルスゾーンはジャン-ジャック・カントロフを聴いた後では迫力に欠く。ブラームスは指揮者コリン・デイヴィスのカヴァーも有り、竹澤恭子さんのヴァイオリンが謳い上げている。これからも頑張って欲しい。
この二人の作品、メンデルスゾーンよりもそれぞれ別の(ブルッフ、ブラームス)作品との相性が良いのか?とも思える。ヴァイオリン作品の、と言うよりクラシックの世界は広くて底無しだ。
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今日は二人のヴァイオリニストによる、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を聴き比べてみた。
一人目はジャン-ジャック・カントロフである。
Mendelssohn / Bruch Violin Concertos
Jean-Jacques Kantorow; Leopold Hager: Netherlands Chamber Orchestra
メンデルスゾーン作曲:ヴァイオリン協奏曲ホ長調作品64
ブルッフ作曲:ヴァイオリン協奏曲第1番ト長調作品26
ヴァイオリン:ジャン-ジャック・カントロフ
指揮:レオポルド・ハーガー
管弦楽:オランダ室内管弦楽団
Recording/Aufnahme/Enregistrement, September, 20~21, 1983
メンデルスゾーンよりも、ブルッフが秀逸である。繰り返し聴きたくなる衝動を覚える。このヴァイオリニスト、ちょっとただ者ではない。パワフルの中に繊細さを併せ持ち、正にヴァイオリンを謳わせている。さらにレオポルド・ハーガー指揮オランダ室内管弦楽団のバックアップが妙味を醸す。もしかするとブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番演奏作品の中でも突出した出来?と言っても決して過言ではあるまい。リスナーの期待を裏切らない素晴らしい作品に仕上がっている。
そして二人目
Brahms & Mendelssohn/Takezawa1994-5/Violin Concertos
Kyoko Takezawa; Colin Davis; Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
ブラームス作曲:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
指揮:コリン・デイヴィス
管弦楽:バイエルン放送交響楽団
Kyoko Takezawa, Claus Peter Flor: Bamberger Symphoniker
メンデルスゾーン作曲:ヴァイオリン協奏曲ホ長調作品64
指揮:クラウス・ペーター・フロール
管弦楽:バンベルグ交響楽団
ヴァイオリン:竹澤恭子(2曲共)
録音:
ブラームス⇒1995年1月12日~14日、ミュンヘン、ヘルクレスザール
メンデルスゾーン⇒1994年1月7日~9日, 12日~14日、バンベルク、フィルハーモニー・アン・デア・レーグニック
竹澤恭子のヴァイオリン初聴き、どんなかな~との想いで聴いてみたが、ブラームスが良かった。メンデルスゾーンはジャン-ジャック・カントロフを聴いた後では迫力に欠く。ブラームスは指揮者コリン・デイヴィスのカヴァーも有り、竹澤恭子さんのヴァイオリンが謳い上げている。これからも頑張って欲しい。
この二人の作品、メンデルスゾーンよりもそれぞれ別の(ブルッフ、ブラームス)作品との相性が良いのか?とも思える。ヴァイオリン作品の、と言うよりクラシックの世界は広くて底無しだ。
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