北京の地下鉄
皇帝の避暑地のあとは、足のマッサージへ。
漢方の足湯に浸かっていたら、マッサージをしてくれる人が登場。
爪も切ってくれて、1時間くらい、マッサージをしてもらったら、足のむくみが取れて快適になりました。
そこは、オリンピックパークの一角で、なにやらイベントがあるらしく、電光掲示板をセッティングしてる人達が居て、ちゃちゃっと裏手に回ってパチリ。
電光掲示板の裏ってこんな風になってるんですねぇ。
すごいなぁ。
お昼ご飯を食べたあとは、今度は、別の値切らないといけないお店へ。
子供が多いジェニーのお家じゃ、こういうお店がすごく大事。
でも、私たちは、もう上海のユニクロでいっぱい買っちゃったし、十分なんで、ホテルに帰る事に。
話しを聞いたら、他のメンバーは2時間ここで買い物をしたら、シアターでショーを見てから晩ご飯だと。
もちろん、私たちの家族はショーをパスしたので、なんと、ここのお店に4時間も居ると!
近くにマクドナルドがあるから、時間が余ったらマクドナルドへ行ってると!
確かに、値引き交渉はまとめて買った方がうまく行くから、1つのお店をみつけたら、そこに家族が大集合をして、あれこれ欲しいモノを集めて、一気に値引きするんだけど、選ぶのに時間がかかり、さらに値引き交渉に時間がかかるから、結局、Tシャツ2、3枚買うのに1時間以上かかるわけです。
もう、良いです。
ありがとうございます。
ってことで、私たちはホテルへ~
ホテルへは、北京の地下鉄で行く事にしました。
ホテルの前に地下鉄の駅があったし、ここのお店の目の前にも地下鉄の駅がありました。
ガイドさんに聞いて、いざ!地下鉄へ!
切符を買おうとしたら、地下鉄の警備員さんが、あそこへ並べと。
見たら、切符の販売窓口に、大学生らしき中国人達が並んでいる。
え?並んでいる??
意外と北京のジモティーは、お行儀が良いんじゃないか?
北京の地下鉄は、ニューヨークのように路線が番号で表記されているから乗り換えが簡単。
どこでも1区間2元なのも嬉しい。
2人分の切符を買ったら、クレジットカードみたいな物をよこされた。
ゲートで、ぴっ!っとセンサーに当てて中へ。
路線の案内とか駅の構内は、とても綺麗で東京みたいだった(札幌の方がもっと綺麗だぞ)
解りやすさなら、東京よりもわかりやすい。
2回乗り換えてホテルへ向かったけど、どこも駅は工事中でこれからもっと綺麗になるらしい。
電車中も、次の駅はどこだとか、今はどこを走っているのだとか、とても解りやすい表記だった。
北京に行ったら、たいてい地下鉄で移動できるんじゃないかな?
天安門はもちろん、北京動物園など、主要な観光スポットには駅があるらしい。
1つ、やっぱり北京だよねって思ったのは、電車の中に乞食が居た事!
それも、音楽をかけてご夫婦で汚い格好をして歩いていた。
一般の人達は、どう接するのかと、回りを見ていたら、みーんな嫌な顔をして無視してた(笑)
この反応は、世界共通なんだろうなぁ。
漢字が読める日本人なら、北京の地下鉄は苦労しません。
ただ、公害がひどいので、気管支が弱い人はマスクをするのをおすすめします。
ホテルに戻ったら、1階のカフェで夢にまで見たアップルパイと、パールミルクティーをオーダー。
パールミルクティーは、ホットタイプで、ちょっとびっくりしたのだけど、北京の水道事情を考えたら、ここでアイスが出て来る方が恐ろしいかも。。。
娘と2人で、憧れのアップルパーイ!!
まずかった。。。
まずかったけど、ホテルのカフェでアップルパイを食べてる自分たちに満足しつつ、最後の北京の午後はゆっくりできました。
21時過ぎて、みんなが帰って来た声を聞いて、翌日の出発の確認をして、その日は終了。
彼らは、たんまりと買い物をして来たそうです。
これで、中国ツアーはお終い。
本当に大変なツアーだったけど、行って良かったと思います。
メルボルンでも、中国人は山ほど居ますが、大陸の人達の事を彼らは良く言いません。
文明に置いてけぼりにされて、やっと、今、文明がなんたるかを知った人達を、バカにしている風潮がありました。
確かに、文明社会では、マナーやルールが大事で、西洋ではどんなに並んでいても押し合わないようにするし、入り口などでかち合ったら譲り合います。
女性と子供、年配者が先に行くのがマナーです。
そんなマナーが無い人達って、どんな人達なんだろうかと興味津々でしたが、意外や意外、とても素朴で親切で、心が綺麗な人達でした。
そんな彼らを支えている文化と言語に興味が出てきて、地味に、中国について勉強したいなぁ~ と思いました。
実際に見てみないと解らない事ってたくさんありますが、今回のツアーで、中国に対する嫌な思い込みがかなり減りました。
もちろん、変な人はいっぱい居ましたが、そんな人は、どこに行っても居ますから。
あそこは、単純に、人が多すぎて、国の手が回らないんですね。
また、10億人は10億人です。
バスで2時間の範囲に東京がポンポンとあるとイメージしてみてください。
上海だけで2200万人です。
土地も広いし、空き地がゴマンとあるし、大変な国です。
こんなに大勢の人が居たら、悪い人の数も多いでしょう。
でも、それ以上に、良い人がいっぱい居ました。
フレンドリーで、とても愉快な人達の国ってイメージでした。