皆さま
さて今週も始まりました、お忙しい皆様の代わりに、
今抑えておきたい映画・音楽・小説などを、
自腹でみて、勝手に紹介するコーナー『今週のよいしょ』
※コミュニケーションの一環でお送りさせていただきます。
今週よいしょは スティーブン・スピルバーグ監督『ウエスト・
週末見られた方も多いのではないでしょうか。
予告:https://www.youtube.com/
松竹映画でなくて、すみません!!
【あらすじ】
夢や成功を求め、
だが、
ある日、プエルトリコ系移民で構成された“シャークス”
対立するヨーロッパ系移民“ジェッツ”
この禁断の愛が、多くの人々の運命を変えていくことも知らずに…
【よいしょポイント】
なぜ今、スピルバーグがリメイクする必要があったのか?
まず、ウエストサイド物語とは、シェイクスピアの戯曲「
50年代のアメリカに移し替えた物語でした。
移民であるプエルトリコ系アメリカ人とポーランド系の貧しい白人
なぜ2021年にいまスピルバーグがリメイクしないといけないの
それは57年に初めてブロードウェイに「ウエストサイド物語」
現在までアメリカは変わってないからです。
いつかの赤いネクタイに金髪の大統領候補が大きな声でいってまし
「メキシコや〇〇からの、
そいつらが私たちの仕事を奪うんだ。メキシコに壁を作れ」と。
そして、
つまり、60年前に『ウエストサイド物語』で描かれていた、
人種差別や社会的弱者の迫害、
本当の敵は、資本家階級であり、
60年前から根本的には変わってないんです。
※2019年アカデミー作品賞のポン・ジュノ「パラサイト 半地下の家族」もこんな話でしたね。
本当に倒すべきものがいるのに、殺し合うのは、
貧しい半地下の家族とそれより貧しいもっと地下に住む家族でした
決闘から帰って来たトニーは、マリアと再開し、
名曲『サムウェア』を哀しげに歌います。
「どこか遠くへ連れて行くよ、
【おまけ/アメリカでは大コケ!?】
コロナ禍を経て、
(当たるのはスーパーヒーローのみ)
本作『ウエスト・サイド・ストーリー』と同日公開のギレルモ・
実は、上記2つの興収を合計しても、『スパイダーマン:ノー・
『ウエスト・サイド・ストーリー』も『ナイトメア・アレイ』
つまりはソニーとともに『スパイダーマン:ノー・ウェイ・
穿った見方をするなら、
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
そんな感じでした。
では、また来週も宜しくお願い致します。
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