形見のミシン

義母上の嫁入り道具のミシン。
階段下スペースに
何十年と置きっぱなしなのは知っていました。
そこ片付けたい･･･
そして違う物を置きたい･･･

今月初め文化の日、夫に
「あのミシンどうする?　処分する?」
と問いかけ興味をそそってみました。
「あ?　待ってどれの事?
　ミシンは形見だから処分はダメだ!!」
良くも悪くも予想通り。
「じゃ、飾ろう。こんなとこに置いてても
　形見どころかただのお荷物だもん」
「んー･･･　んだな（しぶしぶ）」
って事で
玄関入って正面に置くことにしました。

まずそこにある物全部外に出して。
義母上が触られたくないようだったので
たぶんミシンに限らず全て何十年とそのまま。
もう　想像以上でした。
ほこりがしっとりと積もっていました

要るものと要らないものに分けて
捨てるのは後日にして
夫とふたり、全力でミシンを磨く事にしました。
磨いた所とまだの所は
明らかにくすみで色が違いました。
途中、義弟くんが帰ってきて
「うわ　これ　懐かしい!!」って言って
またすぐ出掛けて行きました。
夜　再び帰ってきて
ミシン見て喜んでましたね。

なかなかピカピカになりましたよ
今は存在しない“NATIONAL”製ですね。
そして昨日
“ゆるゆる市”ってイベントで見つけた
かわいい糸を差してみました。
大きさのバランスは予想通りの合わなさですが
いかがでしょう?



悪くないんじゃない?
義母上がいるうちにしてあげればよかったかな･･･