ささやか きゃらこ

文章を作る練習も兼ねて
普段のあれこれをここに綴っています。
よろしくお願いします。

商品未満の佐藤錦

2022年06月26日 | 日々のこと
佐藤錦、
さくらんぼの品種としては
名の知れたものかと思います。
大正時代に東根市の佐藤栄助さんが
甘み強めで日持ちのしない品種と
酸味強めで果肉がしっかりしていて
日持ちのするナポレオンを掛け合わせ
できたのだそうです。
もともと 果樹栽培は
趣味程度だったようにきいた事があるので
びっくりです。
もちろん 協力者がいて
それを広める事に尽力された人もいて
全国区になっているわけですから
みなさんの情熱や努力、忍耐力を想像します。
というか しきれないですけど。
おかげでおいしいさくらんぼを食べられるし
県外の方にも山形県といえばさくらんぼと
連想してもらえるまでになったのかなと
思っています。
山形県東根市、佐藤錦の発祥の地ですね。

バイト先で
小さくて贈答用として出せなかった
商品未満のさくらんぼを
休憩時にいただきました。
小さくても
ほんのちょっとのキズがあっても
おいしさはかわらないと思うのですが
どうなのでしょうね。
食感や食べ甲斐などは
ちょっと違うかもしれない•••かな。

甘みが濃く ほんのり酸っぱい
絶妙なバランス。
とてもおいしかったので
差し入れしてくれた人に伝えたところ、
今年はいつもより味が濃い気がしてたけど
やっぱりそう感じた?と言って
ニコニコしていました。

今年は収穫時期が早いと
あちらこちらでききます。
少し前から、出てるのはほぼ紅秀峰で
佐藤錦は ちょうどいいところを
過ぎてる所が多いようです。
というのは
潤んできていて
発送したとしても
到着時の品質に責任持てない
という事もあるようです。
さくらんぼの季節は短いです。
でも農家さんはそれ以外の季節にも
目をかけ手をかけて手入れをして
育てているとききます。
選定とかはもちろん
霜被害を避けなければなりませんが
それは経験がモノを言いそうです

それだけの事をしても
商品にならないものも出てくるんですよね。
まぁ それは果樹や農作物、全てに言える事
そのおかげで
おこぼれをいただけているんですけどね。
秋になれば
ラ・フランスやりんごなど
おいしいものいっぱいです


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