映画「記憶屋」。
2020年公開の日本映画。
監督は平川雄一朗。
紹介文に惹かれて観た。
「恋人はなぜ自分に関する記憶を
失ったのか。大学生の遼一はその
原因を究明すべく、都市伝説的存在
である"記憶屋"を探す。そうして
彼が行き着いた真実とは…。」
記憶屋というモチーフは面白い。
しかし、この映画はひどかった。
話が進んで事情を知るにつれて、
主人公から気持ちが離れていく。
過去の過ちを自覚してるなら。
忘れることの大事さは解るやろ。
設定が無理すぎる。
佐々木蔵之介演じる高原先生。
子より親が早く死ぬのは当り前。
悲しむから記憶消すなんて無いわ。
人の記憶を消すことは是か非か。
その問いを追い求めるでもなく。
作り手はどう思てるんやろか。
主題歌が中島みゆき「時代」。
名曲には確立したイメージがある。
安易に使ってほしくないなぁ。