「万感のおもい」。
万城目学のエッセイを読んだ。
本の表紙が可愛いらしくて。
思わず手に取って借りてしまった。
いつも行く図書館は工事で休館。
二つ隣の駅の図書館へ来ていた。
図書館のスタッフのセンスだろう。
推しの本として平置されてた一冊。
作家自身が「万」シリーズと呼ぶ。
これまで出版されたエッセイは
「ザ・万歩計」「ザ・万遊記」
「ザ・万字固め」など。
万城目学の「万」なのだろう。
で、肝心の中身はと言うと。
軽妙な文章で面白かった。
日常の等身大な視点には好感。
但し、自分は京大出、自分は作家、
自分は成功者、と自分愛に溢れる。
鼻につくが、無邪気なご愛嬌かな。