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聴刻堂日乗

映画「15時17分、パリ行き」

映画「15時17分、パリ行き」。

2018年のアメリカ映画。
監督はクリント・イーストウッド。
出演はスペンサー・ストーン、
アンソニー・サドラー、
アレク・スカラトスほか。

この映画、実話に基づいている。
高速鉄道タリスでの乱射事件。
2015年に実際にあったテロ事件だ。
自動小銃を持った男が乗客に発砲、
乗り合わせた米国の若者3人が
立ち向かって取り押さえた。

アクション映画かと思ったが。
映画は若者達の子供の頃の話から
始まる。普通の少年らが肌の色を
超えて友達になり、それぞれの道
を進む。成長と友情の物語だ。

社会に出た3人は休暇で欧州旅行。
イタリア、ドイツ、オランダ。
旅先での人との触れ合いや観光。
青春旅行記の感もある。

実話だから結末は知られてる。
スリルに欠けるから映画としての
味付けを考えたのだろう。

ちなみに、イーストウッド監督。
主演3人は本人を起用してるのだ。
批評家の評判は悪かったようだが、
大胆な試みは嫌いじゃない。

Make America Great Again.
監督のアメリカ愛が感じられる。
トランプの濁声より遥かに誠実だ。

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