才能
2015-03-05 | 日記
卒業シーズンです。
私が外部講師をしている美容学校でも、
卒業前のファイナルヘアショーがありました。
モノクロの世界に美容の力で1色づつ色を付けて、
虹色の世界にしていく... そんな内容でした。
企画、構成、全て学生だけで作り上げるショー。
私は準備段階を全く知らないで当日を迎えるので、
え、この子、こんな才能があったんだ!
と、本当に驚くばかりです。
みんな技術的に未熟なのは当たり前だけど、
演出力があったり、
音楽センスがあったり、
ダンスの振り付け才能があったり、
衣裳のアイデアが豊富だったり、
人を楽しませる才能があったり。。。
沢山の才能を持ちながら、
就職すると一番下だから先輩から「使えないな」の捺印を押され、
委縮して、つまらない人間になってしまう人が多いのも事実。
技術的、人間的に未熟なのは当たり前。
だから、先輩としてはそこは気長に待ってあげて、
一人ひとりの才能を見極めて、尊重し、
活躍の場を与えないといけないんだなと
強く感じました。
ダメな新人美容師がいるとしたら、
それは、先輩のせいだ! なんて(笑)
私も後輩達と、もっと向き合わなければなりませんね。
美容学校は先生が作るものではなく、
生徒が作るもの!!!
こんなに素晴らしい生徒達に
学校、先生達は支えられていました。
身が引き締まる思いです。有難う!