両親が残してくれた物の一つとして、畑があります。
ウチは農家ではなく公務員の家庭でしたが、両親は家庭菜園が大好きで、退職後は毎日出かけて行きました。
畑は家から車で20分くらいの所にあり、生り物好きの母は半分を果樹園のようにしていました。
うめ、梨、りんご、ぶどう、栗、コクワ(サルナシ)、ハスカップ、そしてウド。
始末した物もあるので、まだまだあったと思います。
そしてもう半分は野菜畑です。
父が亡くなった時点で、売ってしまおうか。。。という話も出ましたが、
母が病に伏してしまった後、私が母の代わりに手伝っていたので、(草むしりと耕しくらいですが)
何と無く手離すのは嫌だったのです。(祖父母から受け継いだものでもありましたし)
それに思い出もたくさん詰まってますしね!
なので今でも細々と家庭菜園しています。
元々私は土いじりは好きですが、両親ほどのマメさは無いし、
仕事もしているので、いろいろなものをついつい枯らしてしまいます。(言い訳)
トマトなどはポールも立てずに、脇芽も取らず、地植えに伸び放題。
父が大切にしていたニンニクは、去年の猛暑で殆どダメにしてしまいました。
毎年大粒の巨峰がなっていたぶどうのつるは、いつの間にか無くなっています。
それでも時間があるときは、草ぼうぼうの中にしゃがみ込み、なっているものを取って楽しんでいます。
お母さん、この畑を見たら怒るなぁ。。。と思いながら
絶対に食べきれるとは思えない葡萄。今日、ほかの野菜と一緒に従姉妹の家に持って行きました。