秋の中医学×発酵食
先日行われた薬膳講座に参加しました。
今回は秋の季節に弱まりやすい肺の臓器に
ついて簡単にご紹介したいと思います。
講師を務めてくれたのは、中国式リラク整体の
産みの親でもあり中医士でもある雲 瑶先生と
発酵ライフアドバイザーの筒斑 信子先生です。
◼薬膳とは
薬膳の薬は薬草、膳は料理のことを表します。
(日本では漢方、中国では中薬といいます)
どちらも病を治すために薬草を利用し作られた
料理のことを表します。
どれだけ良い物を食べていても、自分の体質に
合った食べ物を食べないと効果が出ない場合も
あります。薬膳を作るのに大切なのは、料理の
腕より自分の体質を知ることが大切です。
◼秋は肺の季節
東洋医学では、秋は肺の季節に属し
呼吸器や気を主り、水道を通調します。
(「通」は疎通、「調」は調節のこと )
◼秋の肺毒チェック
□ 肌色がくすみ、艶がない
□ 皮膚が乾燥してキメが荒い
□ アトピー、ニキビが顔にできてる
□ 咳や痰がよくでる
□ 便秘
□ 顔や体がむくむ
□ 風邪を引きやすい
□ 呼吸が荒い
このような症状があったら
肺の不調のサインかもしれません。
◼秋の食養生
秋の季節の食養生は、白い食べ物が良いです。
白い食べ物を食べて肺に潤いを与え乾燥を防ぐ
ことが大切です。大根、玉ねぎ、長ネギ、長芋
レンコン、長芋、豆腐、梨、林檎、蜂蜜などが
おすすめです。
もうすぐ秋も終わってしまいますが
この機会に白い食べ物を摂取してみて下さい!
また、腕には肺の経絡が通っているので
肺に不調がある方は、腕を揉むと良いです◎
講師 : 筒斑 信子先生 雲 瑶先生