遂に決着。ゴールデンステイトウォリアーズを迎えてのキャブスのホームにての第6戦。まぁ最後のGSWヘッドコーチ就任一年目で優勝したウォリアーズを率いたスティーブ・カーは自身もNBA史上15人目の「プレイヤーでも優勝、コーチでも優勝」を経験した人になったのだが、
「まずは、キャブズ、そして素晴らしい仕事をしたブラットHCに感謝の言葉を伝えたい。彼らは主力2人を負傷で失いながらもファイナルに進出し、高いレベルで競い合い、われわれを追い詰めた。本当に素晴らしい仕事をしたと思う。そしてレブロン(ジェイムズ)も素晴らしいプレーヤーだ。キャブズに感謝を申し上げたい。われわれは、あらゆる面で運に恵まれた。第一に健康面で。優勝するには多くのことを成さねばならないが、運にも恵まれた。そして選手たちも、そうしたアドバンテージを生かした。彼らはファンタスティックだ」
もうこの言葉に尽きる。
レブロン・ジェームスもプレスカンファレンスで語っていたが大事な時に健康な状態でプレーすることを第一に挙げている。
スーパースター選手は怪我をしないのが第一条件。レブロン然り、マイケルジョーダン然り、マジック然り、ラリーバード然り。
どんなにシーズンが強くても肝心のプレイオフでアウトだとチームの役にも立てないし、人々の記憶には残らない。
そういう意味ではこの試合の後半4Qの残り5分辺りでのキャブスの戦い方はいただけない。
さすがのレブロンも疲れたのか、いつもは外さないようなシュートをいとも簡単に外してしまい、他のプレイヤーもそれにつられたのか3Pを放つも外してしまい、ターンオーバーも繰り返し、結果ウォリアーズ優勝を決めさせてしまった感が否めない。
残り5分で12点差を諦めるような試合にはしてほしくなかったのが本音。
レブロンは昨シーズンでも対サンアントニオ相手にNBAファイナルで対戦してるが、最終戦同じような過ちを繰り返している。試合後半になってのモチベーションの低さは観るに耐えなかった。今回の第6戦もそう。
たしかにこのファイナルで、ほぼ平均でトリプルダブルを達成してるのは凄いが、どう最後を締めくくるかにも来期のキャブス見据えての戦い方はして欲しかったように思う。
「終わりよければ全てよし」と日本の格言でもそう言ってるのだから、遠く離れたアメリカの土地でこの言葉を知る由もないレブロンは来シーズンに向けて自身もチームもしっかりと調整してきて欲しい。
そして来シーズンはチームの健康状態やモチベーションが最高の状態でまたファイナルに帰ってきて欲しい。そしたら来シーズンに向けての楽しみがまた増える( ̄▽ ̄)ニヤリ♪