修学旅行で田植え 北海道の中学生受け入れ 南三陸町
初めての田植えに笑顔を見せる白老中の生徒
昨年7月に旅行業登録をした宮城県南三陸町観光協会が誘致する教育旅行の第1弾として、北海道白老町萩野中(生徒118人)の3年生45人が21日、南三陸町入谷を訪れ、田植えを体験した。
同校は修学旅行に体験学習を取り入れており、今年は農業を企画。業者のプランの中で、田植えができることから南三陸を選んだ。
白老町の基幹産業は畜産と製紙業で稲作はほとんど行われておらず、全員が初体験。水田に足を入れた途端、あちこちで歓声が上がった。生徒は泥だらけになって山間部に広がる棚田に苗を植えた。
渡辺杏さん(14)は「田んぼに入るのは初めてで、たくさん植えて気持ち良かった。収穫したお米を食べるのが楽しみ」と笑顔で話した。生徒は10軒の農家に1泊し各家庭でも農作業を体験、南三陸の山と海の幸を味わった。修学旅行は23日までで、ほかに平泉や仙台を訪ねる。
南三陸町は農漁業体験をメーンに、本年度小中学校10校を受け入れる。町観光協会の旅行部門、南三陸時間旅行サポートセンターの浅利保所長(55)は「実際に体験した人たちの意見を聞きながら、より良いメニューを考えたい」と話している。
初めての田植えに笑顔を見せる白老中の生徒
昨年7月に旅行業登録をした宮城県南三陸町観光協会が誘致する教育旅行の第1弾として、北海道白老町萩野中(生徒118人)の3年生45人が21日、南三陸町入谷を訪れ、田植えを体験した。
同校は修学旅行に体験学習を取り入れており、今年は農業を企画。業者のプランの中で、田植えができることから南三陸を選んだ。
白老町の基幹産業は畜産と製紙業で稲作はほとんど行われておらず、全員が初体験。水田に足を入れた途端、あちこちで歓声が上がった。生徒は泥だらけになって山間部に広がる棚田に苗を植えた。
渡辺杏さん(14)は「田んぼに入るのは初めてで、たくさん植えて気持ち良かった。収穫したお米を食べるのが楽しみ」と笑顔で話した。生徒は10軒の農家に1泊し各家庭でも農作業を体験、南三陸の山と海の幸を味わった。修学旅行は23日までで、ほかに平泉や仙台を訪ねる。
南三陸町は農漁業体験をメーンに、本年度小中学校10校を受け入れる。町観光協会の旅行部門、南三陸時間旅行サポートセンターの浅利保所長(55)は「実際に体験した人たちの意見を聞きながら、より良いメニューを考えたい」と話している。