師走らしい寒さになってきました。
秋を飛ばして、真冬になったような。
でも、たぶん真冬よりは暖かいんでしょう、きっと。
そんな季節に恋しいのがこちら。
ストーブ。
もちろん、この写真のストーブは我が家のものではありません。
ステキな庭先カフェに置いてあったものです。
やかんでお湯を沸かしながら、焼き芋まで作ってくれる働き者。
そういえば、私が子供の頃に我が家にもこのタイプのストーブがありました。
普段はもっぱら湯沸かし専用でしたが、年末になるとこれがまた働く、働く。
田作りのいりこを炒ったり、おでんを煮込んだり、筑前煮も煮込んでました。
煮込み系の料理はほぼ、ストーブがこなしていたように記憶しています。
お正月にはお餅も焼いていましたっけ。
そうそう。
それを見て、当時からパン好きだった私。
こっそり食パンを一枚置いてみました。
こどもの浅知恵です。
焼き網なんて使わずに、ストーブにじかに置く、という暴挙に出たんです。
そして。
ちょっと目を離したすきに、真っ黒に・・。
もちろん、怒られましたよ。
年末の忙しい時期に仕事を増やしたって。
でもね。
焦げていないところは、かなり美味しかったんです。
(はい、食いしん坊は少し齧ったんです)
その後、オーブントースターに役を譲るまで、冬はストーブでトーストが
我が家の定番になりました。
そういえば、あのストーブ、いつなくなったんだろう。
・・まったく記憶にございません・・。