そんなある日、こんな看板に気付きました。
ん?
ンパ川滝・・・あ、”滝川パン”と読むんですね(汗)。
いつのまに出来たのでしょうか?
店内です。
お店の方に、写真OKといわれたのですが、緊張してロクにいい写真が撮れていません(汗)
とてもすっきりとした、感じのよい空間なのですが。
焼きたてのパンの匂いがただよって、可愛らしい店員さんがテキパキと応対してくださいます。
今回は、ちょっと毛色のかわったものを三種類選んで買ってみました。
後ろの四角いパン:キューブ(カマンベール&ベーコン)
前の左:青菜とじゃこのおやき(←そんな名前だったと思います(汗))
前の右:滝川あんぱん
おやきパンを割ったところ。
おお、青菜がいっぱい♪
・・・和なパン。
野菜もとれるし、なかなかバランスがいいのではないかしらん?
その形状から、中はどんな感じなのか、気になって買ったキューブ。
カマンベールが想定外に大きくって、これもびっくり。
外のパン生地はフランスパンの生地?
引きが強く、食べ応えもかなりあるパン。
美味♪
ちなみに滝川パンは、実は戦前に熊本にあったのです。
「パンでお客様を笑顔にしたい」との想いで作られ、熊本の人々に愛されたパン屋さんでありました。
戦時下にあっても、庶民の癒しとなったことは想像にかたくありません。
しかし、創業者の「滝川誠夫」さんは召集され、フィリピンで戦死。
奥様が奮闘していたお店も熊本大空襲で消失。
この「滝川誠夫」さんのお孫さんがタレントの”コロッケ”さん。
2011年、東日本大震災が発生。
コロッケプロジェクトの始まりとなりました。
そのプロジェクトとは
「東北の被災地での支援活動を共に行い、地方活性から東北復興へと未来をつなげるプロジェクト」
その名も
『東北復興コロッケプロジェクト』
その一環として”滝川パン”を復刻させたとのこと。
(詳しくは滝川パンHPをご覧ください)
今後の動きが気になるパン屋さんであります。
それにしても。
戦時下に流れるパンのにおいはアコガレの匂いだったのではないかしら。
滝川パン
熊本市中央区安政町2-34
HILLS KAGOMACHIビル 1F
℡096-342-4398
最新の画像もっと見る
最近の「パン」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事