三連休最終日。
体力を温存しつつも、どこかに行きたいなぁ・・というわけで行ったのは。
『島田美術館』
熊本の歴史資料や古美術品を収蔵している美術館です。
特に宮本武蔵ゆかりの武具・遺品、書画などの常設展示が充実しています。
門構え、素敵でしょ?
門を入ると、モダンな建物が待っています。
今回こちらを訪れたのは現在開催されている『いざ寒夜の百鬼夜行へ』
を見るため。
百鬼夜行を見る!と勢い込んでいきましたが、熊本に百鬼夜行の絵巻がある
なんて、実は知りませんでした。
天草の高本家が所蔵されていたとのことです。
(高本家にも素晴らしいドラマがあるようです)
残念ながら、館内撮影不可です。
が、いただた妖怪みくじで雰囲気を感じてください。
付喪神のユーモラスで愛らしくさえある様子を眺めていると楽しくって。
京都市大徳寺の真珠庵に所蔵されている現存する最古の「百鬼夜行絵巻」の
レプリカも展示されていたのですが、これを比較するもの興味深く。
前後期で展示は入れ替わるとのことですが、後半も是非見てみたいものです。
なぜって?
ラストシーンは節分の風習「柊鰯」(ひいらぎいわし)で鬼が退散する様子が
描かれているんですって!!
百鬼夜行絵巻でこのような節分の風習が描かれているのはこちらの作品のみ
とのことです。
2月の節分の頃に是非観に行ってみたいものです。