エスクラ吹きの備忘録

2024年3月で一時引退したアマチュアエスクラ吹きです。演奏感覚を忘れぬよう記録する、主に自分用です。

エスクラ吹きの新しいうなぎ屋

2024-09-30 22:55:00 | 日記
3月オープンの新広島駅ビルに、なんとうなぎ屋がテナントとして入ることが発表された。

少し前には、広島にはこだにしかなかったものだが、現在では若宮を皮切りに両手指ほどの専門店が存在する。ここに更に専門店、しかも国産を扱う店が増えるのだ。立地は広島駅ビル。これまで八丁堀、横川駅、銀山町と微妙に距離のある立地ばかりだったが、ここにきて広島駅はお財布に厳しくなりそうだ。

期待して待つ!!

エスクラ吹きが行けないうなぎ屋

2024-09-27 18:39:00 | 日記
中区八丁堀付近の「じゃんご」に行きたいが行けてない。これまで2回訪れて、定休日が1回、ラストオーダー後が1回。

元々別の店で居酒屋だったが、そのメニューの中でうなぎに力を入れすぎた結果、うなぎ屋として分離したという何とも面白いお店。ここ最近、広島には輸入うなぎによる中価格帯の店がにわかに増えている中、ここは正統派国産うなぎで勝負してくるあたり大変興味をそそられる。

果たして3度目の正直なるか?!

余談だが広島で実食できたうなぎは、こだに、若宮、羽付、川瀬、たこつぼ、成瀬、夕凪。

エスクラ吹きにとってのダフニス

2024-09-26 21:22:00 | 日記
幻想交響曲、ローマの祭り、ダフニスとクロエ

勝手にエスクラ三部作と名付けよう。この三曲を演奏すると、エスクラ吹きとして成仏できるとか何とか。

さてダフニスとクロエである。作曲は音の魔術師ラヴェル。エスクラの魅せ場はなんといっても「夜明け」での朗々としたソロと「全員の踊り」での鏑矢だ。

幸運にもこのダフニスを、オーケストラの実演で実に3回連続も聴いたことがある。吹奏楽の世界ではかつて全国大会の中学校部門で、3団体連続ダフニスという珍事があったようだが、私が聴いたのはプロオケである。広島交響楽団の演奏で行われた、第二回ひろしま指揮者コンクールであった。このコンクール課題曲がダフニスだったのだ。確かに指揮者コンクールの課題曲としては、これほどウデの差が出しやすい曲であるのだからおあつらえ向きだ。我々聴衆は3人の指揮者で代わる代わるダフニスを聴けたのだが、奏者はリハを含め6連続だったとか。。。

さてこれでダフニスの実演は通算4回となり、全て広島交響楽団であった。前回のダフニスは沼尻竜典指揮で音楽の花束公演であった。完成度はやはりこの時には及ばす、現職指揮者の面目躍如といったところか、しかしそのような比較もできるから尚面白い。惜しむべくは、更にもう一回しかも広島交響楽団でダフニスを聴けるチャンスがあったが逃したことだ。その公演はパスカルヴァロ指揮の合唱付きであった。

尚、本記事の写真は表彰式後のオフィシャル撮影OK写真である。

エスクラ吹きが好きな交響曲

2024-09-25 19:30:00 | 日記
作曲者被りなしのレギュレーションで組んでみた。

第1番:新垣隆
第2番:シベリウス
第3番:バーンズ
第4番:ブルックナー
第5番:ショスタコーヴィッチ
第6番:ブルジョワ
第7番:ベートーヴェン
第8番:マーラー
第9番:ドボルザーク

何も面白みのない名曲揃いになってしまった。作曲家被りなしのレギュレーションではこうなってしまう。それぞれ見ていこう。

第1番:新垣隆
いきなりイロモノ。本当はマーラー即決だったが、マーラーを8番に置くため他になかった事情もある。旧佐村河内守といえばわかりやすい。曲は凄くいい。もし仮にベートーヴェンの第9番がベートーヴェンの作品でなかったとしても、作品の素晴らしさは変わらないはずなのになぁ。大友直人指揮東京交響楽団のCDがあるけど、YouTube上の秋山和慶指揮広島交響楽団がとても良い。確かエスクラあり。

第2番:シベリウス
マーラーの復活もあるけど、マーラーは千人に取っておいたので、他に2番で良いのを知らないだけ。でもシベ2はやっぱりいい。マリスヤンソンス指揮バイエルン放送響が普通に良いけど、秋山和慶指揮広島交響楽団の暖かいのも好き。エスクラはない。

第3番:バーンズ
吹奏楽よりランクイン。普通にいい。秋山和慶指揮大阪市音楽団の100回定期ライブが最高。これもエスクラなし。

第4番:ブルックナー
通称ロマンティック。カールベーム指揮ウィーンフィルが素晴らしい。またまたエスクラなし。

第5番:ショスタコーヴィッチ
通称革命。対抗馬はマーラー。マリスヤンソンス指揮オスロフィルの4楽章冒頭アッチェレランドが素敵。エスクラソロあり。

第6番:ブルジョワ
こちらも吹奏楽より。単に6番の引き出し少ないだけ。フィルハーモニックウィンズ大阪のCDしか聴いたことない。エスクラなし。

第7番:ベートーヴェン
なんだかんだ名曲。ベーム指揮ウィーンフィルの来日ライブが凄まじいが、ダニエルバレンボイム指揮ベルリンフィルによる、ベルリンの壁崩壊3日後コンサートのライブは壮絶。エスクラあるわけがない。

第8番:マーラー
千人。いつか実演で聴いてみたい。意外と国内の演奏機会はある。本当はブルックナーと悩んだ。マーラーも、1番2番5番と悩みどころ。海外の著名なCD多数あれど、小泉和裕指揮九州交響楽団を敢えて。エスクラ余裕であり。

第9番:ドボルザーク
新世界。ベートーヴェン、マーラー、ブルックナーと9番候補を使い切ってしまったので。。。今更すぎるけど、改めて聴いたらやっぱりいい曲。ただ推しCDが浮かんでこない。。。。エスクラはもちろんなし。

次は作曲家被りありで作ってみようかしら。

エスクラ吹きのウニ丼

2024-09-24 19:09:00 | 日記
フジで開催されていた「おめざ感謝祭」にて、世壱屋のウニ丼を買って帰る。そもそも家族でくら寿司へ行ったのだから必要はないのだが、ウニ愛好家としてはどうしても調査してみたかったので、夜食として入手した。

さて子供達も寝静まってから夜食とする。「半生ウニ丼」とあり、何が半生なのか不明ではあるが、スーパーのボイルとは明らかに異なるクリーミーな食感と、濃厚な旨みに舌鼓を打つ。ご飯はもちろん酢飯だ。海鮮には酢飯が合う。

2,400円(確か)で十分の味わいであった。もしこれが夜食でなかったら、ボリューム感の点で足りなさを感じていただろう。久しぶりに満足だった。
近年は北海道フェアと言いながら、ロシア産やチリ産のウニやカニを出す店も多い中、今回のウニ丼は当たりであった。

しかし心残りなのは、未だあの味に再会できていないことだ。遡ること20年前、高校の修学旅行で訪れた小樽にて食したウニ/カニ/イクラの三色丼5,000円である。
修学旅行である以上、所持金の上限は当然のことながら制限されており、確か1万円か2万円だったように記憶する。我々の行動班は、その実に数割を4日間の行程のうちの1食にぶち込んだのだ。我ながらよくやったものである。他の行動班がガラス細工やフードコートの梯子をしているのを横目に目指す寿司屋へ直行し、偶然居合わせた担任教師たちよりもはるかに高額なメニューを人数分オーダーし、教師たちを呆れさせた。その選択が全てだった。お陰で未だにこの時の味を超える海鮮丼に出会えておらず、一種の呪いにかかったままなのだ。

肉や魚など、大人になってから数々のTHE MOST うまいもんを更新してきたが、このウニ/カニ/イクラ部門のみあの20年前の小樽に取り残されたままなのだ。断っておくが、世壱屋のウニは美味しかったのである。もしかしたら余市にある世壱屋の店舗であれば、この呪いも解けるのかもしれない。