わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

古い帯から

2015-01-31 18:28:18 | おうちふく =元キモノ=
材料で入手しましたが、一度は仕立てて、締めてみました。
しかし、遠目にはともかく、安っぽちくて。
こういうのは、何度ノミネートされても、出番が来ることはありません。
仕立て代には涙をのんで、解いて洗ってしまいました。

が、クッションにするにしても、ひとつでは部屋になじみません。
バッグにするには、黄ばんでいます。
眼の隅で追尾すること数か月。
よーし、エプロンにしちゃえ。



お太鼓柄なので、ほとんどは白の無地です。
ぽかをやりまして、鷺の目線があさってを向いています。
ほんとうは下手にいて、センターから左肩を見上げるはずでした。。。



後ろ側はこんな。
前帯部分を下において、スリットを切っています。



肩にはやわらかめのゴムを通して、フィットするようにしました。
帯のころはともかく、
こんなふうになってしまうと、鷺も立派に見えるようですよ。



もう一枚、頭痛の種だった六通の織帯は、かんたんパンツにしました。
生地はやわらかいのですが、裏にどっさり織糸が渡っています。
下に長襦袢の同じパンツをかさねると、肌にあたりません。

だんだん、なんでもありになってきて、自分でもこわいくらいです。





4 Comments

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Unknown (陽花)
2015-01-31 20:33:06
エッ、帯からエプロンですか。
スゴイ発想だと驚きましたが、エプロンと
いうより素敵なジャンパースカートみたいな
感じですね。
次々出来上がっていきますね。


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Unknown (Suzuka)
2015-02-01 10:10:37
はい、スモックくずれといいますか、ジャンスカもどきといいますか。(笑)
後ろはVに深くくってもいいかなぁと思ってます。
ぽっけもつけたいんですが、きれがなくって。
と思っていたら、バイヤスの裁ち残りを見つけました。
どんなふうにしようかな。

ポリや薄地は水が通るのでデニムを探すんですが、たすきが肩からはずれるのが嫌い。
デザインがかぎられてしまうんですね。
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ご自分で? (otyukun)
2015-02-02 09:18:38
粋なエプロンになりましたね。
ご自分で縫製されると言うのは素晴らしい!!
鷺、流水、葦、良く出来た図柄は古典そのものですが、白さが粋さを演出してくれました。
お台所には勿体ない気がします。
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はい!(^O^)/ (Suzuka)
2015-02-02 12:21:48
ありがとうございます。
かぶって着る、袖なし割烹着みたいな感じです。
このごろは、老体のミシンとすっかり仲良くなっています。

>鷺、流水、葦、良く出来た図柄は古典そのもの

あらためてみると、仰る通りですね。

女のエプロンはぼろかくしにもなる重宝なもので、来客時にさっとはおる、なんてもくろんでいます。



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