ここのところ、石からも器からも布からも音からさえもお誘いを断って、地道にお仕事をしていたのですが、またしても煩悩のタネをひろってしまいました。
花は、無理なく咲いて、萎れ散ることもいのちのままにと思っています。
人の思いのままに矯められたすがたを好ましいとは思えません。
が、つくりものはそれとして、花の形容をただなぞるだけでなく、想いをかたちづくるものと考えるようになりました。(なんちゃって。きれ . . . Read more
ことし、買うのをためらったものの、やっぱりよかったと思えた(ホッ)銅の鍋です。
まず、気どらない。
銅製品にありがちな、キラキラという要素がありません。
商品が届いたときに同封されていたメモに、銅は落ち着いた色になるのがあたりまえで、ぴかぴか輝いている必要はないのだと書かれていたことが、いたく気に入りました。
もっとも、あまりにも飾り気のないお姿で登場されたので、ちょびっと、面くらいはしましたがね . . . Read more