礼装用の襦袢が黄ばんだので、解いて水洗いしました。
ぬれているとくしゃくしゃでしたが、アイロンをかけるとぱりっとしました。
洋服へのリメイクなので、このままで大丈夫です。
後ろ身頃と衽をはいで、幅を出しました。
みみを利用してアシンメトリーにつないでいます。
ボタンもスナップもつかわないかぶりタイプ。
衿で、バイヤスをこしらえました。
困ったのは、チャコが引けないことです。
生地がやわらかすぎて、曲っちゃうんですよ。
次は、チャコナー(パウダー状のチャコ)を試してみようかな。
9ミリのバイヤスを作りたかったら倍の大きさのバイヤスメーカーを使用します。
それがわからなくてだいぶ悩みました。
生地はすくなくともその2.5倍は必要になります。
薄く柔らかい綸子では5cmにしました。
ほんとうにできるか心配だったバイヤスのはぎもできました。
すこしずつ端っこを浮かせ、表側に裏側をかさねてミシン。
数をやらないと、なかなか頭に入りません。
最初は裏でこしらえちゃったり、
はぎの縫い代が少なすぎたりでやり直し連発です。
結果は波打ってたりいろいろですが、ともかく形になっただけでよしとしましょう。
たいした絹ではないのに、意外とぱりっと仕上がったのもフシギ。
腕の未熟さを考えれば驚異的です。
それくらい、和服の絹は質がいいということなのでしょうか。
だんだん、化学繊維のインナーがストレスになるお年頃です。
シルクニットの肌着がほしいところですが、高価なうえにサイズがそろっていません。
本来、黄ばんだ襦袢は染め変えてふだんにおろすものですが、
それほどでもない既製品などだと、躊躇してしまいます。
そんな、処分にこまった二軍さんの、恰好の落としどころかなと。
クセで、一週間分はそろえたいのですが、
そのころには、もうすこし上手くなっているでしょうか。
Clover テープメーカー18mm幅 | |
クリエーター情報なし | |
Clover |
すご~い!
やわらかい絹の生地はチャコよりヘラで印をされたら
どうでしょうか。
おはようございます。
お風呂で気がついたのですが、キャミでなくてタンクでした。 すみません。
へら!
へらつけが苦手で思い浮かびませんでした。
できるかなぁ。
まだ襦袢の大切さがわかっていない若いころ、とりあえずで買った既製品です。 ミシン仕立てだったので、解くのが難儀でした。
こんなやわらかい生地、手縫いでもムリと思ってたので、すっごくうれしいです。
肩の開きも、ようやくマイサイズを割り出せたので、型紙をつくってもいいかなと思っています。
むじな菊、きもののときはいまいち好きになれなくて・・・ところが、この形になったら好きになれそう。
おかしいですね。