わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

「土神と狐」

2009-04-25 12:11:46 | わただま飛行便
以前、ご紹介した「はなちゃんブックカヴァー」です。



お手にされた方は、このモチーフはいったいどんな意味があるかと思われたのではないでしょうか。

見返しをごらんになるとおわかりのように、
これは宮沢賢治の「土神と狐」という作品のイメージを
イラストにしたものです。

登場する三人のキャラクター、土神、きつねそして樺の木。
樺の木は、響きこそよくありませんが、白樺の仲間のダケカンバではと思われます。
すらりとした、すがたの美しい樹です。
背表紙から裏表紙に舞っているのは、この樺の木の葉っぱです。



ゆくゆくは、音楽といっしょにと思っていますが、
手始めにまずは朗読をアップしました。

すゞはらひ「土神と狐」のページへ

時が過ぎ、回数を重ね、そして共同作業を経て、
テイストや表現がかわっていくかもしれません。


「はなちゃんブックカヴァー」ですが、制作いただいた染工房遊さんでぢかにご注文いただけます。
詳しいことはこちらへ。



染工房 遊 Tel・Fax 075-344-5067
営業時間  午前10:30~午後6:00
定休日   毎週火曜日・第一第三日曜日と月曜日
染工房遊HP




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