わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

大野 彩 フレスコ画展 ―ひかり舞う―

2013-04-08 12:37:04 | くらしのエッセンス

北久里浜駅から循環バスで岩戸二丁目、岩戸生協を折れて行った先に、木村仏像工房「いちりん」はあります。



こちらで、4/1(月)~4/11(木)まで、大野彩さんの個展「ひかり舞う」が開催されています。

通されたおへやには、おひなさまやいちまさんにまじって桜の端材からつくられたうささんがお出迎えしてくれました。




さりげなく置かれた山野草たちのたおやかなこと。


「失われた仏たち」


横顔を拝するために開けられた窓。





照明を落とし、あかいろうそくをともしてみせてくださった達磨大師。



周囲に仏さまが見守る空間でしつらえられたフレスコ画、そして「ひかり舞う」というテーマから、ふと再生ということばを思いました。

3.11以降、またそれだけではなく 
いのちにかかる試練と冬の時間、そのさきに「ひかり」を舞い描く意思を持つこと。


今回、作者の大野さんとお目にかかり、直にお話をうかがうことができました。
お描きになる画のように、澄明な雰囲気の方です。

個人的に一番好きだったのは、ウイグルの四連作だったのですが、モティーフについて気さくにお話ししていただきました。
めっちゃラッキ♪



仏師というと、とてもいかめしいイメージを持っていたのですが、いちりん(一鈴)館仕木村ご夫妻は、とても気さくな方たちでした。
今回、おふたりの人となりに触れることができたことも大きな喜びです。



窓を開けると、あたらしい風が入ってきますね。



※大野さまフレスコ画像及びいちりん工房さまの作品のブログへの掲載は、作者さまからご許可をいただきました。
ありがとうございます。




























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