わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

集いの席に

2006-02-06 15:51:07 | くらしのエッセンス
九谷の山水です。
九谷というと、濃厚な黄や紫をイメージされる方も多いと思いますが、こんな落ち着いたのもたくさんあります。
もう十数年前になりますか、横浜そごうの大陶器市で見つけました。
直径が尺二寸。描画も繊細で生地も滑らかです。
陶器市では、こういった掘り出し物を見つける醍醐味がありますね。

これには、ちょっとした思い出があります。
弟がもう時間の問題といわれているときでした。
息抜きに出てこれを見つけ、ありえないとわかっているのに、
もう一度みんなで集まってお造りを山に盛って食べよう。
そう思って買ったものです。

ひとは、ときどきとんでもなくばかなお金も使ってしまうようです。

そろそろ、・・・出してやりますか。





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