わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

鏡開き

2014-01-10 16:40:26 | ぱくぱく



年末に、三軒分のおかがみと小豆を注文しておきました。
超簡単なので、口頭で説明したのですが、
念のため もう一度。

【お汁粉の用意】

あずきは、水につけておく必要はないので、さっと水洗いしてたっぷりの水で鍋にかけます。



すぐに煮立ってくるので、ゆでこぼしてざるに取ります。
このとき、新しい豆ならすぐに、古いのは長めにゆでて渋を抜きます。

あらためて鍋にあずきと水を入れ、弱火にしてことこと煮ます。
火が強いと豆が踊って、皮が破れてしまいます。
うちでは汁が好きなので、水もたっぷり張っています。

しばらくして豆をつまんでじゅうぶんやわらかくなったら半量の砂糖を入れかきまぜて火を止めます。
いちどに砂糖を投入すると、豆に甘みがつきません。
さめるときに味はしみるので、そのままほっておきます。

再度火をつけて、足りない分の砂糖を加え、味見して、よいようなら
お玉に少量のしょうゆをいれてひとまぜし、火を止めます。
このしょうゆは隠し味なので、まちがっても味を感じるような量を入れないこと。
大びんから入れないで、しょうゆさしからのほうがいいでしょう。
また、しょうゆを入れてしまってから甘みをたすのはだめです。

黒豆を煮るときに、豆のやわらかさは、親指と薬指で押してみる、と鈴木登紀子先生から習いました。
応用していいと思います。
ただし、これは最後のチェックで、ずっとやる必要はなし。
むしろ、おたまでかきまぜるときにあたる豆の感じで、やわらかくなったかどうか意識したほうが効率が良い。


【鏡餅の用意】

おかがみは、三日を過ぎるとカビがつき始めるので、水餅にします。
かびたところをけずって、なべかボールにはった水に沈ませます。
水は、毎日換えてやります。

カビをこそげるには、ナイフを使うより、ピーラーの、芽をとるところをつかったほうが簡単です。

本来は、床の間でひびわれた鏡餅を割るのが正式とききましたが、
そうもいかないので、出刃で切り分けています。

【小豆の買い方】

お汁粉のでき具合は、ひとえに豆の良しあしにかかっています。
そして、鮮度。
できるだけ回転のいい店で購入することです。
同じ系列のスーパーでも、売れる店とそうでない店では違います。
相鉄三ツ境店の帯広西農協のあずきはいいのですが、シーズンの売り出しになると欠品が多い。

築地で買ってくると安くて新しいのですが・・・・・

塩田商店


にいちゃんち、できたかなー?

(トップの画像は、富沢商店扱いの豊祝小豆)






post a comment