HEDWIG AND THE ANGRY INCH

新宿FACEにて。公演３日目のステージを観てきました。

ヘドウィグ（ハンセル）・・山本耕史君
イツァーク・・・・・・・・中村中さん

歌が全部英語だと言うこと・・・訳詞や字幕もでないこと・・・ちゃんと予習して見に行かないと、ちんぷんかんぷんかも・・と不安だったのですが、大筋がわかっていれば、十分に理解でき、楽しめるステージでした。

ものすごい高さのヒールブーツ、網タイツ、そしてびっくりするほどのお化粧で登場した山本ヘドウィグ。大きいからステージ映えもするし、圧倒されました。私は今日は４列目で見てたんだけど、絶対最前列の人たちは、首が痛くなったはず。笑。まさに、ビッグスター登場！な雰囲気で始まったステージ。内容は、悲しくて、切なくて、ピュアで・・でも、ヘドウィグの歌声からはいっぱいのパワーをもらえたなぁ。

ロックって興味がなかったけど・・・今日のは、ココロに響く曲ばかりでした。スローなナンバーも、ポップな曲も・・・もちろん、ロックらしいロックも、どれも気持ちよく聴けました。山本君の英語の歌・・良かったですよぉ。安心して聴いていられました。何をやっても、ホントにそつなくこなせる役者さんですね。才能なんでしょうね～。そして、中村中さんも広い音域なんですねぇ。安定した歌唱力でこちらも大満足でした。

他のブログで１日目のレポを見ると、何やら上手くいかなかったのかなぁ・・・お客様の反応イマイチだったのかなぁ・・と、心配もしたのですが、大丈夫です！確実に回数を重ねることでしっくりきている（成長してる）ヘドウィグのようですから。山本君もカーテンコールで『昼なのに元気ですね。笑。みなさんのパワーをもらって・・・そして、またみなさんにパワーを与えられるように、成長していきますから。また（成長しているはずのステージを）見に来てください。』みたいなことを話してました。行きますとも～～！（ファイナルも予約済みだもんね。笑。）

違和感バリバリだったはずの女装も、始まって３分もしないうちに私は受け入れることが出来てたしね～。笑。色白だし、無駄なお肉はないし、完璧にきれいでしたよ、ヘドウィグちゃん。おしりが小さくって、セクシーと言うよりはキュートな感じでしたが・・。笑。あとは、ラスト部分の「lift up your hands!」にも、思いっきり反応できたしね。嬉。あ～、やっぱり思ってたとおり、楽しめる作品でした。そして、山本君の誠心誠意の演技もとっても気持ちよくて、私には大満足のロックミュージカルだった～！！

山本君、『壁』をがっしがっしと登ってる感じですね。ものすごいパワー。私もがんばらなきゃ。


写真は、グミベアTシャツとパンフのヘドウィグ。こっちの化粧の方が断然きれいです。でも、人間味溢れるヘドちゃんは、あの青いシャドウの方がいいのかな。笑。