3年間一緒に過ごしてきた生徒たちが卒業しました。明るく素直で・・心も優しくて・・細やかな気配りもできて・・ホントに可愛い子たちでした。
卒業式も今年は例年とは違い、生徒たちの活躍できる式になっていて・・・答辞の代表は男女2人、指揮者、伴奏者も生徒が行いました。毎年、不安と緊張の答辞のBGM生ピアノも生徒!今年は、私も式場に一緒に参列でき、先生になってから初めて式歌を思いっきり歌えました。嬉。
式もとっても感動的なものになり、生徒も先生も保護者もみんなで感動の涙・・。生徒たちが良かったからだなぁ・・と、感謝です。
最後の学級活動では、一人一人と握手をしながら、想いを伝えることができたから、満足。やり残したことはないと、ココロからの笑顔で「さようなら」ができました。
結局、その後も名残惜しくだらだらと一緒に時間を過ごしていたのだけれど・・その時に、忘れられない出来事がひとつ・・・。
我がクラスには場面完黙と言って、人前では声の出せない男の子がいました。でも、文章での自己表現はとっても豊かにできるし、意思疎通も十分にできたので、普段の生活で困ったことはなかったのだけれど・・。その子と、卒業式の呼名の返事を、当日はできるように頑張ると約束していました。で、本番では、声にはできなかったけれど、「はい」と言おうとして体が動いたんです。もう、それで十分だと私は思っていて・・・けれど、きっとT君は納得できない状況だったんでしょう。放課後、友だちと一緒に私のところへ来て、何か話したいことがあると・・。友だちが一緒にいない方がいいと言うので、2人で会議室に・・・。結局、1時間近く一緒にいました。なかなか声に出せず・・・「やらされてんの?」「×ゲーム?」「卒業の日に嫌な思いすること無いよ」って、いろいろ聞いても『チガウ』って意志で、顔を横に振る・・。気がつけば泣いてるT君。もう、これはとことん付き合おうと思って、静かな、微妙な時間・・・。放送で「打ち合わせの時間です。」とアナウンスが入り「もう、時間ないよ。行かなきゃ。」って時に、息を吸って『3年間ありがとうございました。ビデオレターで・・』で、つまったから「話せなかった?」って聞いたら『・・・話しました。』・・・・・!!!もう!!ずっこけそうになりましたよ。泣笑。「ありがとう。」だけ伝えて・・・そしたらスッキリした表情で「さようなら」って帰って行ったT君。おいおい・・。何だか、おかしい出来事だったけれど、T君にとっては私にしっかりと声を出して、キモチを伝えるってことが卒業の証というか・・越えなきゃいけないモノだったんだろうなぁ・・と。そして、そんな姿を見せてもらえた私はホントに幸せ者だなって思うのです。ありがとう。とっても、嬉しかったです。
他の生徒も、もちろん・・・私のクラスには29人の生徒がいましたが、全員がかけがえのない大切な可愛い子たちでした。この子たちがいたから、やってこれた。出会えたことに、ココロから感謝できる・・そんな29人です。ホントに、ホントにありがとう。いつまでも担任でいさせてね。ずっと応援者でいるつもりです。
いろいろな心温まるプレゼントをいただきました。特に、DVDレターには、感激。全員がとっても素直ないい表情で話しかけてくれていて・・・先生冥利に尽きるなぁと。私もがんばらないと。子どもたちは、3年すると大きく成長してしまいます。なのに、私はずっとジタバタしてるだけで・・失敗ばかりで・・・でも、可愛い生徒がいろいろな想いを伝えてくれるから、それにしっかりと答えられるように、頑張らなくちゃいけないんだよね。ずっと一緒だった生徒たちが卒業して、しばらくはふぬけ状態かもしれないけれど・・・しっかりと頑張る!と約束したいと思います。
卒業式も今年は例年とは違い、生徒たちの活躍できる式になっていて・・・答辞の代表は男女2人、指揮者、伴奏者も生徒が行いました。毎年、不安と緊張の答辞のBGM生ピアノも生徒!今年は、私も式場に一緒に参列でき、先生になってから初めて式歌を思いっきり歌えました。嬉。
式もとっても感動的なものになり、生徒も先生も保護者もみんなで感動の涙・・。生徒たちが良かったからだなぁ・・と、感謝です。
最後の学級活動では、一人一人と握手をしながら、想いを伝えることができたから、満足。やり残したことはないと、ココロからの笑顔で「さようなら」ができました。
結局、その後も名残惜しくだらだらと一緒に時間を過ごしていたのだけれど・・その時に、忘れられない出来事がひとつ・・・。
我がクラスには場面完黙と言って、人前では声の出せない男の子がいました。でも、文章での自己表現はとっても豊かにできるし、意思疎通も十分にできたので、普段の生活で困ったことはなかったのだけれど・・。その子と、卒業式の呼名の返事を、当日はできるように頑張ると約束していました。で、本番では、声にはできなかったけれど、「はい」と言おうとして体が動いたんです。もう、それで十分だと私は思っていて・・・けれど、きっとT君は納得できない状況だったんでしょう。放課後、友だちと一緒に私のところへ来て、何か話したいことがあると・・。友だちが一緒にいない方がいいと言うので、2人で会議室に・・・。結局、1時間近く一緒にいました。なかなか声に出せず・・・「やらされてんの?」「×ゲーム?」「卒業の日に嫌な思いすること無いよ」って、いろいろ聞いても『チガウ』って意志で、顔を横に振る・・。気がつけば泣いてるT君。もう、これはとことん付き合おうと思って、静かな、微妙な時間・・・。放送で「打ち合わせの時間です。」とアナウンスが入り「もう、時間ないよ。行かなきゃ。」って時に、息を吸って『3年間ありがとうございました。ビデオレターで・・』で、つまったから「話せなかった?」って聞いたら『・・・話しました。』・・・・・!!!もう!!ずっこけそうになりましたよ。泣笑。「ありがとう。」だけ伝えて・・・そしたらスッキリした表情で「さようなら」って帰って行ったT君。おいおい・・。何だか、おかしい出来事だったけれど、T君にとっては私にしっかりと声を出して、キモチを伝えるってことが卒業の証というか・・越えなきゃいけないモノだったんだろうなぁ・・と。そして、そんな姿を見せてもらえた私はホントに幸せ者だなって思うのです。ありがとう。とっても、嬉しかったです。
他の生徒も、もちろん・・・私のクラスには29人の生徒がいましたが、全員がかけがえのない大切な可愛い子たちでした。この子たちがいたから、やってこれた。出会えたことに、ココロから感謝できる・・そんな29人です。ホントに、ホントにありがとう。いつまでも担任でいさせてね。ずっと応援者でいるつもりです。
いろいろな心温まるプレゼントをいただきました。特に、DVDレターには、感激。全員がとっても素直ないい表情で話しかけてくれていて・・・先生冥利に尽きるなぁと。私もがんばらないと。子どもたちは、3年すると大きく成長してしまいます。なのに、私はずっとジタバタしてるだけで・・失敗ばかりで・・・でも、可愛い生徒がいろいろな想いを伝えてくれるから、それにしっかりと答えられるように、頑張らなくちゃいけないんだよね。ずっと一緒だった生徒たちが卒業して、しばらくはふぬけ状態かもしれないけれど・・・しっかりと頑張る!と約束したいと思います。