風のいろは 何いろ?

緑を渡る時、空を吹き巡る時、風は何色なのだろう?
風には色はないけれど、私には………。

二つの孤独

2016-10-26 | Job

小6の時
中1の時
中学校時代
高1の時
高3の時
二十歳前後
結婚前後
つい最近まで・・・・

長い間 私は 「孤独感」に悩まされた。
信仰を持っても なかなか解放されなかった。
やっと… ふと気づけば つい最近
自分が 「孤独感」から解放されている事に 気づかされた。
これは 人生の孤独。



しかし 現在の仕事内容に関しては
私の立場は 院内で たった一人であり
(そのために 「科」が作られ 私だけが所属している)
誰にも内容を理解されていないという意味では
「孤独」な作業、立場である。
この立ち位置は 決して嫌いではないし
むしろ 好ましいのだが
たった一つ困るのは 大変さへの理解がされない事。

唯一 看護部長だけは ある程度理解してくださっている。
(看護部長と元総務部長が この立場を作り 研修させた)

これが 二つ目の孤独。

後任者が決まり 申し送っていくうちに
その方も 私の微妙な立場、が 理解できるだろう。
(ある方に後任させる予定だが 部長は
 「彼女は この孤独な立ち位置に耐えられるか…」
 と 危惧していた。それぐらい孤独。)



先日のミスとは カルテ番号を 間違えて書いてしまい
間違えた棚に戻してしまったことなのだが
(いざのために Noをノートに記録していて どこに戻したか判明した)
何となく聞こえてきた まさか私に声が聞こえているとは思わずに
上から目線の方の 同僚への会話で・・・
「ただ 紐で綴じるだけなのにね~」みたいな?

いやいやいやいや 違うよ。
紐で綴じる前後に やってること 一杯あるよ。
自分が書いてる 入院要約は 3人の医師分だし
他の医師の分もすべて 退院カルテは あちこち点検して
病名もチェックして それを記録して・・・
何より「がん登録」の把握のために 情報を整理したりしてるんだよ。
「がん登録」がどれだけ大変か だ~れも分かってくれてない。
唯一 辞めてしまったけれど 検査科の長は知っていた。
彼は勉強したらしいが挫折したと言っていた。
本当は「がん登録」は ナースや検査技師や・・・
そういう患者さんや病気に直接携わる人の方が 絶対有利。
事務なんて 紙の上の知識ばかりで 雲をつかむような
あやふやな仕事(そう思ってるのは私だけかも知れないが)。

それとその「記録」は 私の後任の方にもちゃんと伝えられるように
しているんだよ。

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2017年か2018年に 以下を追記。

下書きだったのを 最後数行書き足した。
この半年後 私は辞めたが 実際後任になった人はとても苦労した。
あれから皆がどうしているか…辞めないでいるか…誰が引き継いで
いるか……私は連絡しないようにしているが 募集はかけているので
中々苦労しているのではないかと思う。そして上司たちは
私が辞めた後になって 私がしていた苦労が少しは分かったのでは
ないかと思う。「一人だけ」担当している業務があるのは
後々 その組織に 悪い影響があると思う。


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