昨日、今日のことで、自暴自棄となってはなりません

きょうの力

１サムエル２５章　３１節
ご主人さま自身で復讐されたりしたことが、あなたのつまづきとなり
ご主人さまの心の妨げとなりませんように。


　偉大なる祭司サムエルが死んだころ、ダビデは南のバランの荒野に下り
マオンの富豪ナバルの家畜を守ることもあったようです。
（15-16）　当時の慣習として、何らかの報酬を願いました。（8）

　ところが、守銭奴ナバルは、一文を惜しみ、「ダビデとはいったい何者だ
・・・どこから来たかもわからない者ども」云々と、ののしりました。

　恩を仇で返され、怒ったダビデは立ち上がりましたが、
ここの賢明にして魅力的なナバルの妻アビガイルが、夫の失礼を詫び、
相応の御礼をして、ダビデをなだめました。

　「無用な血を流して、将来に汚点を残さないように。」
この忠告は、極めて有用でした。
倣岸なるナバルは、自ら間もなく死んでし
まったのです。


<font color=red>　私たちも、目前の悪感情に猛り狂って無益な行為をなしてはなりません。
将来の観点に立って冷静に物事を判断することが必要です。

　昨日、今日のことで、自暴自棄となってはなりません。
来るべき世、天国に視点を置いて、行動することに努めましょう。</font>

「見えるものは一時的であり、見えないものは
いつまでも続くからです。」2コリント１２節



きょうの力　小畑進訳　抜粋転載　よっちゃん兄