風のいろは 何いろ?

緑を渡る時、空を吹き巡る時、風は何色なのだろう?
風には色はないけれど、私には………。

ラジオ:ドイツ語で カフカ『変身』が取り上げられる!

2025-01-02 | lesson
 明けましておめでとうございます。――と、普通ならそういう話題でタイトルを書くのかな? すみません、変わってて💦

 ラジオの「まいにちドイツ語」は、今までは「入門編」と「応用編」でしたが、今回は「入門編」が「初級編」となっています、再放送ではありますが。10月からの半年は【文法からはじめよう】というテーマだったので、久しぶりにラジオtextも買う事にしました。(ラジオの外国語講座はtextなしでは 無理です~)
 「応用編」は中級者向けなので難しすぎますが、NHKさん、textが……1冊に同居しているのですよ。text代も高いので、入門を学びたいと思っても、もったいなくて応用編も録音しちゃうのですよ。他言語も同様です。
 で、応用編は興味がある場合とない場合があります。初めのうちは選びようもなく、オペラが多かったけれど聴講・録音していました(←それだけです、理解できていません。当たり前か……)。

 ところが今回は、10月~12月は多和田葉子さんという知らない方でしたが、日本人の方が書いたドイツ語エッセイが題材でした。言葉は当然難しかったですが、書かれた内容が非常に興味深くて、日本語の本も出版されてるようなのでそのうち図書館で借りてみたいなあと思ったくらいです。
 そして!! 1月~3月までは講師が替わり、 ”カフカ”が取り上げられます! 私はカフカは『変身』しか読んだ事がありませんが、すごく惹かれた作品です。ザムザの孤独感と悲愴感…他人事に思えませんでした。読んだのは高校生の時だったか二十歳頃だったか忘れましたが。
 まだキリスト教の信仰がない時でした。激しく”真理”(”真実”ではなく)を求め続けてはいましたが、まだ出会っていませんでした。探してはいても……時ではなかったようです。 
 確か『城』という小説も同じ文庫本に載っていたのですが、それはちょっとだけ読んで止めたままです💦
 たった一つの作品しか読んでいないカフカですが、私が好きになる作家さんが、アメリカ人であれ日本人であれカフカの影響を受けていると知って、ますますカフカが好きになったのです。
 
 actualドイツ語講座では、申し込みサイト(県関連?の専用サイト?)で申し込みを書き込むタイミングでも、講座の最後のアンケートでも、「何を学びたいですか?」的な質問がされます。
 学ぶのは挨拶、数、買い物、月日、などなどから始まりますが、私はいつも
簡単な幼児向けの絵本が読みたい(赤ちゃん的な?)
簡単な短い文章を読みたい

などと書いていました。残念ながらこれまでは叶いませんでしたが(もしかしたら図書館の子供コーナーにあるかもしれません) あまりにもレベルが高すぎますけれど、「文学」に触れられるのは嬉しいです。多和田さんのエッセイもそうでしたけど。


以前…2021年頃のラジオ:フランス語の応用編は 日本人と結婚して日本に住んでらっしゃるアシスタントの方が、フランスの友人に出す手紙を、手書きの書体のまま教材にするものでした。これも面白かったです。手紙文とか日記文とか好きなので。日記が好きだから 皆さんのブログにも興味津々なんですよね。まして30代?40代?頃からは フィクションを読む気にあまりなれなくて ノンフィクション系ばかりだったので、そういう意味でも、一般の人々の日常、人生を書いたブログを読むのが本当に楽しみなのです。


 『変身』は1月の8回に亙って取り上げられます。さっそく…日本文を読んじゃいましたが🤣  2月3月は、また別の長編小説と公文書と短編小説にも! 楽しみですね。ドイツ語ですが 翻訳分がね😁

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