今日は画像をたくさん見せたいのですが、ネットからの借用なので、URLをリンクさせる形で載せました。最初のフェリシモ社とクロバー社だけ画像を載せちゃいましたが 他は個人のもあるし どこまでどのようにしたら合法の範囲内なのか分からないので 時間に余裕のある方はぜひリンク先を辿って画像を参照して戴ければと思います。
私はカレンダーや雑誌の1面使ってのカラー写真など 素敵な「紙」を使って「アップサイクル」するのが好きです。中学生時、二十歳時、若いママ時……に作ったスクラップブックも まだ手元に残っています。壁のLANケーブルの余分な長さをクルクルまとめた物を隠すのに、外国のチョコの空き箱を使って作ったりもしています。
でも「紙」と同じくらい、或いはそれ以上の熱い思いを抱いて愛でているのが「布」です。「紙」にしても「布」にしても 多分それぞれのデザインに惹かれるのだと思います💛
パッチワーク情報に触れていると「パターン」と言う言葉に出会いますが、これは小さい布きれのつなぎの組み合わせ方でデザインを作る…的な…?
初心者としては、フォーパッチ、ナインパッチという単純なパターンから始めると思いますが、例えばフェリシモという会社のこちらの頁を見て戴くと、フォーパッチ(4枚つなぎ)がどういうものか分かると思います。3枚✖3枚でつなぐのがナインパッチです。以下 フォーパッチとナインパッチの画像を フェリシモさんから(勝手に💦)お借りしました。
またクロバーという縫製や手芸材料を扱う会社の キルトパターン集という頁では 様々な基本的パターンが見られます。同じパターンでも使う布の色や模様によって全く違う印象になるのが面白いです。
私は残念ながら□つなぎと、「ハウス」というのをいい加減に1個だけ縫った事があるくらい。上記は「パターン」のほんの一握りのデザイン!
でも20代後半に始めた「メイプルリーフ」パターンはベッドカバーを作ろうと 20個くらいは出来上がっています。「メイプルリーフ」とは上記パターン画像の 2枚目の赤く囲んだデザイン(メイプルはカエデの仲間。カナダの国旗の赤い葉っぱ)です。茎の部分だけアップリケします。白いシャツやブラウスなどのお古を白い部分に使い、色のついた部分には秋らしい色味の布……着古したりサイズアウトした服から選んだ、茶系、黄土色系、赤系の、無地&模様入りを△と□にカットして、ナインパッチを作り、溜めています。
実はこちらも【Patchwork and so on…】というタイトルをつけたスクラップブックに 切り抜きを貼っています。妹が嫁に行く時置いていった雑誌(ananかnon-noか又は他? 多分切り抜きに出典と年月はメモしていると思う)から 『素敵だな、いつか作りたいな』と思ってスクラップした物を参照。
大物を作るのでまずは布の在庫作りに時間がかかり、全て手縫いでしているので更に仕上がりに時間がかかります。29歳で急に仕事が決まってしまい、この作品?は中途のまんまです。でもいつかは仕上げたいと まとめて大きなマーズレンSの缶(せんだいメディアテークさんの頁の 1枚目の写真参照)に入れて保管しています。はや……40年🥶…いつ仕上がるんだろう? 9枚つないで30cm四方に仕上げ、間にラティス、周囲全体をボーダーという別布をつけて仕上げます。パッチワークは 普通は間に薄いキルト綿を入れて、表布(パッチワークした布)+キルト綿+裏布の三重にして チクチク縫い合わせる(キルティング)のですが、綿まで縫ったらとても大変だし、カバーが目的なので、裏布だけつけて 簡単に縫い合わせようと思っています。
――とまあ、パッチワークに興味がありすぎて、特に「作り方」を知りたくて他の方のblogをあちこち見ています。見ているだけでもドキドキなのですが、知らない「パターン」が次々出てきて、つい調べてしまいます。これらの方々は教室で教えられている方がほとんどです。私のような者でも、基本的なパターンはデザインとして結構知っているのですが、知らないパターン、言葉が出てきて調べて 新しい知識を得るのがとても嬉しいです。
昨日 あちこち巡って偶然知ったのは カンタキルトというものでした。ざっくり言うと、インドで古い布をつなぎ合わせ、更に日本の刺し子のように縦横に縫い目を入れて丈夫にして、それを繰り返し使い布を大事にする文化・・・らしいです。インドと言っても 他の国にもあるようだし、厳密にいうとインドの地域が限定されるようです。素朴で胸を打つ作品?たち…ときめきます。私がドキドキした画像を見つけたら(今 どこだか分からなくなって)またblogで紹介したいと思います。
画像を見た時 すぐに 早川ユミさんという布作家さんを思い出しました。NHK:すてきにハンドメイドでレポートされていました。アノニマ・スタジオという出版社の こちらの記事で 早川さんが作っているチクチク手縫いの作品?が見られます。放送を見た後で ある日自分の縫製関係の本を収めた小さな棚から 早川さんの本が出てきました💦
私は本をたくさん所有しているのですが(未読が多いし 図書館からもらったのもあるし 子供たちに買ったのもあるし。捨てられないし) 縫製関係はすべてミシンのそばの棚に入れました。母が買っていた婦人誌の付録の古いのとかも 子供が幼かった時に使っていた雑誌はじめ自分が買った洋裁誌も これから手をつけたい刺繍とかのも 「DELICA」本体とカードも💦 人形の服の作り方本も ここに。
最後にパターンについて興味深い説明があったので。斉藤謠子さんというキルト作家さんの用語集によると、
キルトのパターンに名前が付けられたことはアメリカンキルトの面白い特徴で、初期の頃は植民地時代や開拓時代の身近な日常生活を単純に反映したものが多く、人から人へ、そして次の世代へと伝承されていきました。
一つのパターンに数種の名前がついていたり、違うパターンに同じ名前がついていたり、たいへん混乱しやすい名前とパターンがたくさんありますが、これらは民間伝承ですから伝えられていくうちに区別がつけられなくなったのでしょう。
とありました。
私のパッチワーク熱のルーツは 「大草原の小さな家」と「赤毛のアン」です。
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