風のいろは 何いろ?

緑を渡る時、空を吹き巡る時、風は何色なのだろう?
風には色はないけれど、私には………。

?

2011-02-06 | 日記(旧サイト~移行分:未分類)
人の命の長さは 本当に予想できないものだ。
ベックさん(宣教師さん)が よく
「人は病気では死にません。
 神様が決めた時に 召されます」
と メッセージなどで言われるが
高齢者の入院患者の多い病院にいて
そのことを いつも思い出させられる。

ある時・・・・
90代のおばあちゃんの具合が悪くなり
70代の息子さんに おばあちゃんの主治医が
「いつ亡くなってもおかしくない状況です。
 会わせたい家族がいらしたら 面会を・・・」と。
それを聞いた息子さん、さっそく・・・
葬儀社に予約というか お世話になる時はよろしくと
挨拶をしといたと ちょっと早すぎる対応をして
ナースが驚いていたが
結局そのおばあちゃんは 3ヶ月くらい入院されて
退院され 今は施設にお暮らしになっている。

その反面 その人がまさかそんな急に悪化するとは、、、と
思う方が あっという間にお亡くなりになってしまう
ということも 起こる。


入職したばかりのころ、今相方ちゃんがいる階で働いて
いたが、筑波大の教授というドクターが
患者さんの家族にICをしている時(Informed Concept?)
とても印象に残る言葉を話された。
「いつ 亡くなられるか 医者にも正確な時はわかりません。
 神様しか知らないことです」
この先生は たぶん信仰を持ってらっしゃるわけではないと思うが
それでも 「医者」が「神様」という言葉を発したことに
私は ある意味 感銘を受けた。


今は… 皆さんがどれくらいご存知かわからないが
どこの病院も お年寄りでいっぱいだ。。。
かと言って いざ退院OKとなっても 自宅では看られない、
しかし 受け入れる施設もどこも一杯でどうしよう?という
状況が いつもいつもある。
お年寄りは 子供と同じように、抵抗力が少ない。
ちょっとしたことが 命取りだ。
だからなのか。。。 今週は実は
立て続けに患者さんがお亡くなりになられた。
(時々、救急搬送されて そのまま短時間でお亡くなりに
 なる方もいらっしゃるが 今週はなかった)
時には一晩にお二人ということも。
そういうことに遭遇するのが多いので
「命」について考えさせられる時間が多くなる。
コメント    この記事についてブログを書く
« やっと終わった一週間。 お... | トップ | 「ビビンバ」には 2回目で... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記(旧サイト~移行分:未分類)」カテゴリの最新記事