風のいろは 何いろ?

緑を渡る時、空を吹き巡る時、風は何色なのだろう?
風には色はないけれど、私には………。

肉体の老化を通して知ること

2003-07-17 | 日記(旧サイト~移行分:未分類)
老眼の衰えの進み具合は、坂道のようななだらかさではなく、
ちょうど階段のように、ガタン、ガタン、と
一段ずつ落ちて行くような感じらしい。
視力が良好だった人で、老眼にならない人も
この世にはいらっしゃるのかしらね?

齢yowaiを重ね、あちこちがたが来るのは、ある意味感謝である。
このような体験を通して、若い時には想像さえし得なかった
人生の先輩方の、肉体の苦痛や動きの緩慢さ、
と言ったものに、心を向けられるからである。
この年で、これくらいの苦痛とそれに対する苛立ち。
しからば、なおも年老いた時、その思いはいかばかりか。
ほんのちょっとだけれど、母を含めたお年寄りに
本当の意味で、より優しい気持ちを抱けるようになった。
こんな事を通さなくても理解を示せればよいのだけれど
愚かな私、高慢な私には、できなかった。

自分の肉体の衰えを感じるたび
これらの事に思いを馳せる。感謝です。

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