先日少し触れたままだった、「サイエンスミステリー/ それは運命か奇跡か!? -DNAが解き明かす人間の真実と愛-」(3/15(土) フジテレビ)で放送していた、アシュリーちゃん(確かその名前で正しかったと思うのだが…)のこと。
彼女は11歳の女の子。世界に30人しかいないと言われる難病(奇病?)で、1年に10歳ずつ年をとると言う病。だから副題が、▽肉体年齢100歳の少女闘病と絶唱▽だった。
初め彼女の姿を映した時(ベッドにうずくまっていた)、自分が何を見ているのか、私にはわからなかった。動物のような、宇宙人のような。やがて、その姿は現実に今生きている、カナダの小学生だとわかった時は、心底驚いた……。
手足が細くて骨に皮がついてるよう。頭髪がないばかりか、頭の皮膚は透き通り血管が見える。もちろん顔は皺が深い。肉がついていない感じ。笑うと歯がほとんど抜けていて、まさしく老人のような容姿であった。しかも、もうすぐ命の火が消えるという。
アシュリーちゃんは生まれた時、目のくりくりした、普通の愛らしい赤ちゃんだった。お母さんが変だと気づいたのは、生後9ヶ月ごろとか言っていたような。父親はやがて家族を捨て、家を出てしまった。娘と妻を残したまま…。母は、どうしたらいいかわからず、絶望のどん底にいた。酒や、諸々におぼれた。__そりゃ、そうだよね。自分に立場を置き換えてみれば。
しかし、母は立ち直った。アシュリーちゃんも、11歳ながら、自分の病も寿命も平静に受け入れている。頭の皮膚に血管が浮きでていることをからかわれた時は、「あなたの頭もこうなのよ」と教えてあげるのだそうだ。
過酷な運命を受け入れ、大人顔負けの強さを持つ彼女ながら、時に、少女らしく母に甘える。
お母さんがすごい! 甘えるアシュリーちゃんへの深い深い愛情をたっぷり感じる。どんなにこのお母さんが(29歳)娘を愛していることか。自分が恥ずかしくなる。そして生活を支えるための母の仕事。なんと、キックボクシングのインストラクター。
アシュリーちゃんは、欠席しつつも学校に通っている。病名が、思い出せない。「プ・・・・」何とかと言ったと思うが。この病の子は利発なのだが、体調により、なかなか学校に来て学ぶことができないため、学習は遅れている。
クリスマスに向け、初めて合唱隊で歌うことに挑戦した(昨年の話)。
かわいそうというより………励まされたのだ。勇気をもらったのだ。生きることを教えてもらったのだ。命のすばらしさを。
そして何より、自分に与えられた運命を受け入れる強さ、謙虚さ、素直さを。
ありがとう、アシュリーちゃん。
『もう一度生まれ変わるとしたら、誰に生まれたい?』
『う~ん。私。自分が好きだから。』
彼女は11歳の女の子。世界に30人しかいないと言われる難病(奇病?)で、1年に10歳ずつ年をとると言う病。だから副題が、▽肉体年齢100歳の少女闘病と絶唱▽だった。
初め彼女の姿を映した時(ベッドにうずくまっていた)、自分が何を見ているのか、私にはわからなかった。動物のような、宇宙人のような。やがて、その姿は現実に今生きている、カナダの小学生だとわかった時は、心底驚いた……。
手足が細くて骨に皮がついてるよう。頭髪がないばかりか、頭の皮膚は透き通り血管が見える。もちろん顔は皺が深い。肉がついていない感じ。笑うと歯がほとんど抜けていて、まさしく老人のような容姿であった。しかも、もうすぐ命の火が消えるという。
アシュリーちゃんは生まれた時、目のくりくりした、普通の愛らしい赤ちゃんだった。お母さんが変だと気づいたのは、生後9ヶ月ごろとか言っていたような。父親はやがて家族を捨て、家を出てしまった。娘と妻を残したまま…。母は、どうしたらいいかわからず、絶望のどん底にいた。酒や、諸々におぼれた。__そりゃ、そうだよね。自分に立場を置き換えてみれば。
しかし、母は立ち直った。アシュリーちゃんも、11歳ながら、自分の病も寿命も平静に受け入れている。頭の皮膚に血管が浮きでていることをからかわれた時は、「あなたの頭もこうなのよ」と教えてあげるのだそうだ。
過酷な運命を受け入れ、大人顔負けの強さを持つ彼女ながら、時に、少女らしく母に甘える。
お母さんがすごい! 甘えるアシュリーちゃんへの深い深い愛情をたっぷり感じる。どんなにこのお母さんが(29歳)娘を愛していることか。自分が恥ずかしくなる。そして生活を支えるための母の仕事。なんと、キックボクシングのインストラクター。
アシュリーちゃんは、欠席しつつも学校に通っている。病名が、思い出せない。「プ・・・・」何とかと言ったと思うが。この病の子は利発なのだが、体調により、なかなか学校に来て学ぶことができないため、学習は遅れている。
クリスマスに向け、初めて合唱隊で歌うことに挑戦した(昨年の話)。
かわいそうというより………励まされたのだ。勇気をもらったのだ。生きることを教えてもらったのだ。命のすばらしさを。
そして何より、自分に与えられた運命を受け入れる強さ、謙虚さ、素直さを。
ありがとう、アシュリーちゃん。
『もう一度生まれ変わるとしたら、誰に生まれたい?』
『う~ん。私。自分が好きだから。』
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