暑くなってきて車のエアコンを使うようになりました。
ちょっと冷えが悪いので高圧側の配管にあるサイトグラスを確認したところ冷媒が少なく泡立っていました。
そこで冷媒を補充することにしました。
私が乗っている初代ラクティス後期型は14年近く乗っていて13万km走行しています。
エアコンのコンプレッサーは2回交換しており、2回目は2年前の夏に中古品を購入して自力で交換しました。
昨年の夏も冷媒が少なくなっていて補充しました。
毎年補充が必要ということはどこかから少しずつ漏れているということになります。
実は今回作業して冷媒を補充する低圧側のカプラーの中に一昨年のガス漏れ調査の際に入れた蛍光剤が溜まっており、バルブから少し漏れていることがわかりました。
しかし、バルブを交換するとなるとガスを抜く設備を持っていなければ大量に
ガスを放出することになります。
今回はバルブの交換は見送りました。
また、古い車でいつ故障して乗れなくなるかもわからず、冷媒が完全に抜けているわけではないので別の車に乗り換えるまではこのまま冷媒の補充で乗り切ろうと考えています。
本当は代替フロンHFC-134aも地球温暖化に影響があるということで、できるだけ放出しない方が良いらしいのですが、ゴミ飛ばしのスプレーなどで未だに使用されているので目をつぶることにしました。
最近の車はHFO-1234yf という冷媒に切り替わっているようです。
こちらにHFO-1234yfを使っている車種の一覧がありました。
昨年は一昨年余った冷媒とアマゾンで購入した1缶で補充しました。
今回は余りの冷媒が無いので購入しなければなりません。
ネットで検索していたところ、アストトロプロダクツという車やバイク用の工具を販売している店で安く販売していることがわかりました。
7/23までセール中で539円(税込み)で購入できます。
アストトロプロダクツは全国展開しているチェーン店で、自宅から4~5km離れたところにも店舗がありました。
ガソリン代を考えても通販よりかなり安く購入できるので購入してきました。
アストトロプロダクツでは通信販売もやっていて3,000円以上であれば送料無料で購入できるそうです。
送料は地域によって違っていてこちらの「送料はかかりますか?」確認できます。
冷媒の補充にはチャージホースという道具が必要です。
アストロプロダクツでも2,178 円 (税込)で販売していました。
上記のページの下側で取扱説明書のpdfがダウンロードできるようになっているので参考になります。
ただし、ホース内の空気を抜くやり方が違っています。
残った冷媒を再補充するときのことを考えるとカプラーを車につなぐ前に冷媒側のバルブを少し開けてガスを流しながらカプラーを接続する方が良いと思います。
チャージホースはアマゾンでも販売されていてプライム会員の方は1,450円で購入できます。
冷媒もアマゾンで購入できますが少し高いですね。
1缶当たりの価格が安いのはこちらになりそうです。
アストロプロダクツのセールが終わるとアマゾンの3缶セットの方が1缶当たりの単価は安くなります。
アストロプロダクツで購入して来た冷媒がこちらです。
早速、充填しました。
チャージングホースは一昨年のコンプレッサー交換の際に真空ポンプをつなげるように改造したものです。
冷媒を補充したので冷えるようになりました。
ディーラーやカー用品店で冷媒の補充をしてもらうと1本で3,000~4,000円かかるようです。
チャージホースを持っていれば1,000円程度で補充できます。
エンジンに触れてしまうとやけどをする可能性がありますが、厚手の長そでを着るか腕カバーをするなどして対策すれば危険性を回避できます。
作業自体は難しいものではないので皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
尚、ご自分の車のエアコンにどの冷媒を使っているのか良く確認してからチャージホースや冷媒を用意してください。
間違えると故障してしまう可能性があります。
また、私が行った補充方法を紹介しただけで必ずうまく行くとは限りませんので、この記事を見て作業される方は自己責任でお願いします。