土曜日は3ヶ月おきの成人病の定期受診日でした。
4月から成人病に対する厚生労働省の治療方針が変わったそうで前回、7月に受診した時から身長と体重を測定するようになりました。
体重は0.5kg減っており、血液検査の結果も全て基準値以内(前回は中性脂肪がわずかに超えていた)で問題ありませんでした。
基準値以内といっても服薬している状態なので褒められたものではありません。
受付をした際に受付票を入れるクリアフォルダーに1枚の印刷物が入っていました。
10月から国の医療制度が変わり、ジェネリック医薬品を選択せずに先発医薬品を選択するとジェネリック医薬品と先発医薬品の差額の1/4を個人が負担しなければならなくなったという事とでした。
診察が終わり薬の処方箋をもらって薬局に行きました。
私はもともとジェネリック医薬品を選択していたので薬局では説明される事はありませんでした。
待っている間、後から来た私より年配の人に薬局の職員が説明をしていました。
「今までよりも支払額が600円ほど高くなりますがどうされますか」という問いかけに今まで通りにして欲しいと答えていました。
ジェネリック医薬品は先発医薬品と有効成分は同じものの、含まれている成分に違いがあったり製法が違っていたりして完全に同じものではないそうです。
開発に時間をかけて認証手続きの為の臨床試験を行っている先発医薬品の方が安心できるという意見もあります。
しかし、以前紹介したように、たとえ先発医薬品であったとしても後から添加剤の変更が行われることがありその場合は臨床試験が行われないこともあるそうで、後々、 副作用が発覚する可能性があります。
何が正しいかは長い時間が経過しなければわからないと思われます。
私は若くは無いのでジェネリック医薬品の実験台になっても構わないのでジェネリック医薬品を選択しています。
(本音はお金持ちではないので費用を抑えたいだけ)
今回の医療制度の変更は自己負担が増える話なので本来は歓迎できませんが、高齢者が増えている中、若い世代の負担を軽減するにはある程度の自己負担増は止むを得ないと思っています。
先発医薬品を服用していた人はジェネリック医薬品を選択することで逆に負担が減るので検討しても良いのではないでしょうか。